ETF売買動向＝16日大引け、全銘柄の合計売買代金3315億円

　16日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比8.7％増の3315億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）22銘柄の売買代金は同13.7％増の2933億円だった。

　個別では上場中国Ａ株パンダ <1322> が新高値。マザーズ・コア上場投信 <1563> 、グローバルＸ　ｅコマース－日本株式ＥＴＦ <2627> 、グローバルＸ　中小型リーダーズ　ＥＳＧ <2837> 、上場インデックスファンド豪州国債（為替ヘッジあり） <2843> 、ｉシェアーズ　ＭＳＣＩ　ジャパン　ＳＲＩ <2851> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＵＢＳ　英国大型株 <1389> が3.39％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.52％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.36％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.64％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は3.17％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.13％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が105円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1593億2500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金は1620億4700万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が287億9900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が224億2900万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が222億6900万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が204億3500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が162億2900万円の売買代金となった。

株探ニュース