日経平均のチャートは強気形状を維持
先週末の米国株式相場は高安まちまち。ダウ工業株30種平均は21.42ドル安の35089.74、ナスダック総合指数は 219.19 ポイント高の 14098.01 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 27275 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は軟調スタートを想定。売りが優勢になると思われる。
基本的に手掛かり材料難で、相場の方向性は乏しい。ただ、日経平均のチャートは強気形状を維持しており、売り一巡後は押し目買いが入りやすい。積極的に上値を買い進む動きにはなりにくいものの、売り一巡後はそこそこ下げ渋るだろう。
市場が気にしているのが、米金融政策やウクライナ情勢、あとは国内の感染状況などだ。しかし、いずれにしても悪材料としては「織り込み済み」であり、マイナスのインパクトはそれほど強くない。逆に着実に消化しており、相場が徐々に強くなっている印象だ。
本日の日経平均は軟調スタートが予想されるものの、売り一巡後は徐々に安心感が強まるだろう。あとは個別企業の決算だ。感染状況がピークアウトしそうな雰囲気となっており、企業経営者がこれをどう業績に織り込んでいくのか焦点となる。仮に保守的な予想が出たとしても、市場が前向きに捉えれば、株価はそれほど売られないで済むだろう。市場が「その先」をきちんと見れるかどうかが焦点となる。
投資家はいずれにしても、「買いポジション」を持ったまま、この相場を見るしかない。相場は思ったよりも悪くはなく、執拗に買いが入りやすい。投資家は本格的な上昇を待つ局面となる。
【本日のレポート銘柄】
リミックス・ポイント<3825>
塩野義製薬<4507>
シンバイオ製薬<4582>
FRONTEO<2158>
日本郵船<9101>
ANAP<3189>
Enjin<7370>
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