オミクロン株の影響は限定的に 投資家はリスクオン
昨日の米国株式相場は上昇。ダウ工業株 30 種平均は 35.32 ドル高の 35754.75、ナスダック総合指数は 100.07 ポイント高の 15786.99 となった。また、時間外取引の日経平均先物(円建て)は 28915 円付近での推移。したがって、本日の日経平均は堅調スタートを想定。上値を試すものと思われる。
日経平均の日足チャートでは昨日、窓を空けて上昇。下ひげも出現しており、買い意欲の強さを示している。短期的には上方の窓を目指す展開であり、600 円程度の上値余地がある。本日は堅調スタートから、ジリ高の展開となるだろう。
市場を安堵させているのは、オミクロン株の影響が限定的になってきたこと。ファイザー社は3回目のワクチン接種で効果の有効性に言及したことに加え、来春には新型ワクチンの接種も可能としている。JP モルガンは世界経済の正常化を示唆しており、日米の株価上昇を予想している。徐々に安心感が生まれており、そういったことが投資家に自信を与えることになりそうだ。急落リスクが後退したことで、売り方の買い戻しも入りやすい。株価は徐々に騰勢を強めることになり、「上がるから買う、買うから上がる」という好循環を生み出すだろう。投資家はリスクオンの姿勢を強めるべきであり、急上昇期待銘柄を躊躇なく買うべきだろう。とりあえずは上方の窓埋めへ。この窓で達成感が出るかどうかを見極めることになる。
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