日経225先物は11時30分時点、前日比370円高の3万0170円(+1.24%)前後で推移。寄り付きは2万9930円とシカゴ先物清算値(2万9945円)にさや寄せする格好で上昇して始まった。その後は2万9850円まで上げ幅を縮める場面もみられたものの、2万9850円~3万円水準での底堅い値動きで推移。前引けにかけてハンセン指数の反発などが安心感につながるなか、保ち合い水準を大きく上放れると、一時3万0200円まで上昇幅を広げている。
SQ値は新生銀行<8303>がカイ気配で売買が成立していないため暫定となるが、3万0085円93銭だった。日経平均型では差し引きで1単位当たり10万株近い買い越しと観測されている。指数インパクトの大きい値がさ株が強い値動きをみせており、SQ通過後も海外勢によるインデックスに絡んだ買いが断続的に入っているようだ。NT倍率は先物中心限月で一時14.57倍まで上昇し、上値抵抗線として意識される75日移動平均線(14.58倍)水準に接近。日経平均型のインデックス買いが断続的に入っている需給状況のなか、NT倍率は上昇基調が継続しそうだ。
株探ニュース
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