日経平均12日前引け＝4日ぶり反発、640円高の2万8580円

　12日前引けの日経平均株価は4日ぶり反発。前週末比640.36円（2.29％）高の2万8580.78円で前場の取引を終了した。東証1部の値上がり銘柄数は2003、値下がりは128、変わらずは60と、値上がり銘柄の割合が90％を超える全面高商状だった。

　日経平均構成銘柄はほとんどの銘柄が値上がりし、値下がりは7銘柄にとどまった。プラス寄与度トップはファナック <6954>で、日経平均を61.40円押し上げ。次いでファストリ <9983>が56.90円、ＳＢＧ <9984>が47.54円、東エレク <8035>が30.61円、リクルート <6098>が22.90円と続いた。

　マイナス寄与トップはエーザイ <4523>で、日経平均を9円押し下げ。次いでＪＲ東海 <9022>が0.45円、コナミＨＤ <9766>が0.36円、ＪＲ西日本 <9021>が0.12円、川崎汽 <9107>が0.11円のマイナス寄与で続いた。

　業種別では33業種中32業種が上昇し、下落は空運の1業種のみ。値上がり率1位は機械で、以下、金属製品、電気機器、倉庫・運輸、建設、非鉄金属と続いた。

株探ニュース