ETF売買動向＝9日寄り付き、日経レバの売買代金は254億円と活況

　9日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比145.8％増の723億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同146.6％増の578億円となっている。

　個別では中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> が新高値。グローバルＸ　グローバルリーダーズＥＳＧ－日本株式 <2641> 、グローバルＸ　バイオ＆メドテック－日本株式ＥＴＦ <2639> 、ＮＥＸＴ　電力・ガス電力・ガス <1627> 、グローバルＸ　ロボティクス＆ＡＩ－日本株式ＥＴＦ <2638> 、ｉＦｒｅｅＥＴＦ中国グレーターベイエリア <2629> など8銘柄が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.73％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が3.26％高と大幅な上昇。

　一方、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> は3.38％安、ＮＥＸＴ　ロシア株式指数 <1324> は3.05％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が296円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金254億100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金140億2700万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が92億4100万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が64億8100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が44億7500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が26億6000万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が18億円の売買代金となっている。

株探ニュース