NY株式市場(18日)ダウ平均は20日移動平均線が下値のサポートか⁈−欧州ではコロナ規制の緩和が相次ぐ
18日のニューヨーク株式市場でダウ平均は、もみ合いスタートとなりそうだ。
ニューヨーク株式市場は、売り買いともに相場の方向性を決定付ける積極的な手掛かり材料に乏しいほか、引き続き、1.6%台半ばから前半で推移している米国10年債利回りの動向を注意深く見守る相場環境が継続しそう。
ダウ平均は方向感を探りながらの取引スタートとなろう。取引開始前に発表された4月の住宅着工件数は156.9万戸と市場予想(170.5万戸)を下回ったことは相場の重石となることも想定しておきたいところだ。ダウ平均は、前日の下落局面で下げ渋る動きとなった20日移動平均線(3万4133ドル)が下値のサポートラインとして意識されそう。
一方でニューヨーク株式市場では、フランスやイタリアでコロナ対策の緩和が発表された欧州株が比較的堅調に推移していることは支援材料となりそうなほか、個別銘柄では、取引開始前に決算発表したウォルマートとホームデポは、EPS・売上高ともに揃ってアナリスト予想を上回る好決算を発表したことから、時間外取引で堅調に推移しており、ニューヨーク株式市場の投資家心理をサポートしそうだ。
ダウ平均は売り買いが交錯しながらも自立反発を期待した買いが徐々に浸透すれば、先週末14日の日中高値(3万4454ドル)が強く意識しながら、相場全体の押し目買い意欲の強さが試されることになりそうな一日となる。
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