NY株式市場(21日)ダウ平均は3万3800ドル割れを試す展開か⁈−世界的なコロナ感染再拡大への警戒感が残る
21日のニューヨーク株式市場でダウ平均は軟調な取引スタートとなりそうだ。
主力企業の決算発表で注目されていたネットフリックスの1-3月期決算は、売上高と純利益が過去最高を更新した。ただ、焦点となっていた世界の有料会員数が2億764万人と会社予想を下回ったことから、コロナ渦での巣篭もり需要が一巡し成長が鈍化するとの警戒感が台頭しそうだ。
ネットフリックの株価は時間外取引で一時10%を超える下落となっていることから、主力ハイテク株は業績期待が後退して下値を探る展開となろう。
引き続き世界的なコロナ感染の再拡大への警戒感も根強いことから、物色の柱を見出しにくい相場環境となりそうだ。
ダウ平均の寄り付きはハイテク株安につれる形で前日までの軟調な地合いが続き3日続落して取引が始まろう。朝方の売り一巡後に10日移動平均線(3万3804ドル)が走っている節目の3万3800ドル付近で踏みとどまれるかどうか、相場全体の底固さが試されそうな一日となる。
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