NY株式市場(1日)ISM製造業景気指数は2004年以来の高水準か?−バイデン大統領がインフラ投資計画を公表
1日のニューヨーク株式市場でダウ平均は買い戻し先行で取引スタートへ。
取引開始前に発表された週間ベースの新規失業保険申請件数は、71.9万件と市場予想(67.5万件)を上回る結果となったことから、2日の雇用統計に期待感を繋いだ格好となった。
バイデン大統領が今後8年間で2兆ドル超のインフラ投資計画を発表したことで前日に広がった半導体やEV(電気自動車)、人工知能などのテーマ株への物色は継続しそうなほか、過去最大規模の財政出動計画が発表された後も米国10年債利回りは1.7%付近で落ち着いていることから、引き続き主力ハイテク株には上昇して取引が始まる銘柄が増えそうだ。
ダウ平均は寄り付きで再び3万3000ドル台を回復して前日の下げ分(85ドル)を取り戻す動きが活発化しそうだ。
取引時間中では、日本時間1日午後11時に発表される3月のISM製造業景況感指数に相場の関心が集中している。これまでのところ市場予想は61.5と2004年以来の水準まで上昇するものと見られており、順調な回復傾向が示されれば米国の製造業の回復期待を後押ししそうな1日となる。
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