NY株式市場(1日)ダウ平均は再び3万ドルの大台回復か⁈−ISM製造業景況指数に注目
1日のニューヨーク株式市場でダウ平均は買い戻し優勢で取引が始まりそうだ。
ダウ平均は先週末までの急落で日中ベースの過去最高値から一時1400ドル超の下落となった反動からひとまず押し目買いが優勢となろう。すでに1日のアジア市場やヨーロッパ株が切り返していることから世界的な株安の流れに歯止めが掛かっており、先週末までのリスク・オフ・ムードは後退している。
ダウ平均は、寄り付きで再び節目の3万ドル台を回復して取引が始まりそうだ。節目の3万ドル割れとなった先週末の取引では、一目均衡表上の雲の抵抗帯の上限を下ひげで割り込んだこともあって短期的な値幅調整に一巡感も台頭してこよう。
ただ、日本時間2日午前0時に発表される12月ISM製造業景況指数(市場予想:60.0)に注目が集まっていることからダウ平均は朝方の買い一巡後は、早々に伸び悩みそう。まずは、先週末の下げ分(620ドル)の半値戻し水準(3万292ドル)や50日移動平均線(3万318ドル)付近が戻りの目処となろう。
ニューヨーク株式市場は、いわゆるRedditトレーダーをめぐる相場の混乱に終止符を打つ決定的な材料が出てくるまで、ひとまずテクニカル・リバウンドの範囲内に収まりそうなことから戻り余地を慎重に探ることが求められる1日となる。
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