NY株式市場(14日)アップルは「iPhone12」発表で切り返しなるか⁈−G20財務相・中央銀行総裁会議に注目
14日のニューヨーク株式市場でダウ平均は買い戻し先行で取引が始まりそうだ。
本格化している主力企業の決算発表で取引開始前に発表された金融大手ゴールドマン・サックスの7–9月期決算がEPS・売上高ともに市場予想を上回る内容となったことは、ダウ平均を下支えしそう。
新型コロナウイルスのワクチン開発を巡りアメリカ政府がコロナワクチンに関連する製品の生産拡大に向け米ダナハーDHR.Nの生命科学部門を支援することで合意したほか、最終段階にあった臨床試験を一時中断したジョンソン・アンド・ジョンソンは、最終試験の中断が「最短で数日程度」との見方を示したことから、ワクチン開発期待を相場の底流で繋ぐ格好となるだろう。
14日のニューヨーク株式市場では、引き続き、前日のオンライン発表会で高速通信規格「5G」に初めて対応した「iPhone12」を発表したアップルの株価動向に注目が集まりそうだ。「iPhone12」発表から一夜明けた14日はセカンド・リアクションを織り込む形となるアップル株が持ち直すタイミングを見極めたいところだ。
同じく14日の取引時間中には、FRB高官や連銀総裁らの講演などが相次ぐほか、オンラインで開催されるG20財務相・中央銀行総裁会議でパウエルFRB総裁のコメントに関するニュース・フローをチェックしつつ、追加経済対策をめぐり混迷が深まるアメリカ議会の与野党協議の行方を見守る相場環境に変わりはない一日となる。
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