兼松サステ、非開示だった今期経常は31％減益へ

　兼松サステック <7961> が7月30日大引け後(15:30)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比38.2％減の1.5億円に落ち込んだ。
　併せて、非開示だった通期の業績予想は連結経常利益が前期比31.1％減の7億円に落ち込む見通しを示した。
　同時に、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常利益が前年同期比43.1％減の3.3億円に落ち込む見通しを示した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の6.9％→5.0％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期の業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の収束が見通せない状況下、当社グループの事業への影響を合理的に算定することが困難であることから未定としておりましたが、現時点で入手可能な情報や予測等に基づき連結業績予想を公表するものです。　いまだ同感染症の収束時期は不明な状態が続いておりますが、緊急事態宣言が５月に解除されて以降、当社グループの営業活動も回復しつつあることを踏まえ、同感染症の第２波による再度の緊急事態宣言の発出等の社会的制限が実施されないことを前提として、業績予想を算定いたしました。　なお、上記業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき算定したものであり、実際の業績は同感染症の収束時期等、様々な要因により変動する可能性があります。