ETF売買動向＝31日前引け、ＷＴ銅、ＭＸＪクオが新安値

　31日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比1.7％減の2666億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同2.6％増の2419億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ　ＪＡＰＡＮ　クオリティ１５０上場投信 <1460> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銅上場投資信託 <1693> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　大豆上場投資信託 <1697> が11.95％高、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が9.12％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　白金上場投資信託 <1674> が8.83％高、上場中国Ａ株パンダ <1322> が7.84％高、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> が7.68％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は10.37％安、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は5.72％安、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> は5.00％安、ＭＡＸＩＳ日本株高配当７０ <1499> は4.80％安、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> は3.57％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が148円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1352億2200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1680億9800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が674億6700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が86億2400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が84億5900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が71億5700万円、ＮＥＸＴ　日経平均インバース <1571> が48億8800万円の売買代金となった。

株探ニュース