ETF売買動向＝11日大引け、全銘柄の合計売買代金1041億円

　11日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比18.3％増の1041億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同17.8％増の937億円だった。

　個別ではダイワ情報通信・サービス上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1643> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ東証ＲＥＩＴ <2066> 、純金上場信託（現物国内保管型） <1540> 、ＭＡＸＩＳ　Ｊリート・コア上場投信 <2517> 、ダイワ上場投信－東証ＲＥＩＴ指数 <1488> など11銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> 、東証銀行業株価指数連動型上場投資信託 <1615> 、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ダイワ上場投信東証銀行業株価指数 <1612> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> など7銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が4.38％高と大幅な上昇。

　一方、ＥＴＦＳ　パラジウム上場投資信託 <1675> は12.32％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が110円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金688億4900万円となり東証全銘柄で2位。過去5営業日の平均売買代金は715億3600万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が138億9900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が25億4700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が18億8700万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が17億7000万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が14億2600万円の売買代金となった。

株探ニュース