今は買わない方が安心?
1月31日に発表された業績は好調なようで、第三四半期の時点で利益が通期計画を超過しました。とはいえ、2015年以降、同社株は株価が伸びすぎている印象。5年足らずで株価は2倍以上に跳ね上がりました。同社株の予想PERは50倍を超え、過熱気味だと考えられます。
【資生堂(4911)】
すでに同社株の予想PERは約40倍。日本株平均と比べても割高水準です。2月に発表した決算は好調なようで、同社は今期経常でも最高益を更新する見通し。とはいえ、いかんせん過熱感があるので、今から追いかけても旨味が少ないかもしれません。
【安川電機(6506)】
同社株は今年に入ってから60%以上値上がりした局面も見られ、すでに予想PERも20倍を大きく上回りました。また、4月に発表した決算によると、今期経常は減益となる見通し。業績の伸び悩んでいる様子です。株価から見ても過熱感があるように感じられます。今後は反落する可能性に気をつけましょう。
同社のように、大きく値上がりした株は、これから反落のおそれがあります。無理に後追いするのではなく、様子見しておくと無難でしょう。