日経平均は136円安でスタート、ファナックやコマツが売られる

[日経平均株価・TOPIX（表）]

日経平均;22733.25;-136.25TOPIX;1728.13;-11.01


[寄り付き概況]

　本日の日経平均は前日比136.25円安の22733.25円と反落して始まった。昨日の米国株式市場では、NYダウ、ナスダックともに下落した。連日の株価上昇を受けた利益確定の動きが広がり売りが先行した。また、トランプ大統領が来週にも中国からの輸入品2000億ドルに対する関税引き上げを実施する意向を示したと伝わり、貿易摩擦懸念から下げ幅を拡大した。こうした流れを受けてシカゴ日経平均先物清算値は大阪比135円安の22735円となり、日経平均はこれにサヤ寄せする格好でスタートした。寄り付き後は下げ幅を広げる場面も見られた。為替相場が1ドル=111円00銭台と前日比やや円高で推移していることも相場の重しとなっている。

　セクター別では鉄鋼、非鉄金属、海運業が下落。一方で、不動産業、空運業、サービス業は上昇している。売買代金上位では、任天堂<7974>や東京エレクトロン<8035>、ファナック<6954>、小松製作所<6301>が売られている。反面、ソフトバンクG<9984>やスクエニHD
<9684>は買われている。
＜US＞