東陽倉庫[東1](9306)、名古屋駅周辺の再開発関連として見直されるか

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最新投稿日時:2017/12/14 16:37 - 「東陽倉庫[東1](9306)、名古屋駅周辺の再開発関連として見直されるか」(みんかぶ株式コラム)

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東陽倉庫[東1](9306)、名古屋駅周辺の再開発関連として見直されるか

投稿:2017/12/14 16:37

 13日まで名古屋鉄道[東1](9048)が連日の併合後高値更新と堅調です。

 名古屋市が11月28日に名古屋駅周辺などの再開発に民間投資を促すため容積率を緩和する方針を表明したことを受け、再開発が促進され同社の鉄道をはじめとした交通、不動産、百貨店、ホテル等の事業に対する期待感が高まっています。

 リニア中央開業を見据え、都心部での民間デベロッパーによる再開発を呼び込み、土地の高度利用が促進が期待されるという観点で、東陽倉庫[東1](9306)も見直されても良いかと思われます。

 東陽倉庫は、名古屋地盤の有力倉庫会社で、運送体制と流通拠点の強化による3PL物流の推進、海外拠点の拡充を含めたグローバルな業務の強化、不動産賃貸料等の安定収入の拡大を図っていますが、本社所有地約17,000m2を含む地域で計画されている地域開発、「納屋橋東地区市街地再開発事業」に積極的に取り組んでいることが注目されます。

 納屋橋東地区市街地再開発事業は本年6月に竣工を迎え、賃貸料、手数料収入が増加したこと等により、今3月期第2四半期の不動産事業のセグメント利益は前年同四半期と比べ1000万円(前年同期比16.5%増)と増加しています。

 今3月期会社全体の純利益は7億7000万円(前期比4.6%増)を見込みますが、来3月期も順調に推移すると思われます。

 株価は、11月6日高値345円と買われた後、11月15日安値308円まで調整を挟んでじり高基調となっています。週足では、26週移動平均線(312円)がサポートしてますから、トレンドは崩れていません。

 PBR0.69倍と割り負けしており、335円抜けとなれば、3月31日につけた年初来の高値374円奪回から一段高も視野に入りそうですから、中長期的な視点で注目されそうです。

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配信元: みんかぶ株式コラム

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