東京株式(大引け)=1円高、売買手控えムードのなかわずかにプラス圏着地

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最新投稿日時:2017/10/05 15:38 - 「東京株式(大引け)=1円高、売買手控えムードのなかわずかにプラス圏着地」(みんかぶ)

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東京株式(大引け)=1円高、売買手控えムードのなかわずかにプラス圏着地

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/10/05 15:38
 5日の東京株式市場は前日の米株高もリスクを取る動きにつながらず、薄商いのなか日経平均株価は小動きに終始。ただ、大引けはわずかにプラス圏で着地し、2年2カ月ぶりの高値をつけた。

 大引けの日経平均株価は前日比1円90銭高の2万628円56銭と小幅ながら4日続伸。東証1部の売買高概算は13億7835万株、売買代金概算は1兆9940億4000万円。値上がり銘柄数は597、対して値下がり銘柄数は1341、変わらずは92銘柄だった。

 きょうの東京市場は売り買いともに手控え感が強く、日経平均株価は前日終値を挟んだ狭いレンジでの往来に終始した。前日の米国株市場ではNYダウをはじめ主要3指数がいずれも過去最高値を更新したが、上げ幅は小さく買い疲れ感も意識されており、東京市場でもリスク選好ムードを後押しする形とはならなかった。また、為替市場では1ドル=112円台後半のもみ合いで、全体相場に与える影響は限定的だった。安倍政権下での日経平均高値2万868円が接近するなか、機関投資家が利益確定売りを優先させ、キャッシュポジションを高める動きが観測されている。日経平均はかろうじてプラス圏で着地し年初来高値を更新したものの、値下がり銘柄数は1300を超え値上がり銘柄数の倍以上だった。また、売買代金は活況の目安とされる2兆円を下回っている。

 個別では、断トツの売買代金をこなした任天堂<7974.T>が堅調。石川製作所<6208.T>双信電機<6938.T>が値を飛ばした。アサヒグループホールディングス<2502.T>が上昇、ファーストリテイリング<9983.T>もしっかり。フィード・ワン<2060.T>が人気を集めたほか、KOA<6999.T>も大幅高。日本水産<1332.T>が商い活況のなか大幅上昇、ビジネス・ブレークスルー<2464.T>も物色人気となった。

 半面、ジャパンディスプレイ<6740.T>が安く、ソニー<6758.T>も値を下げた。キーエンス<6861.T>も冴えない。ペッパーフードサービス<3053.T>が大きく利食われ、アカツキ<3932.T>の下げも目立つ。ウィルグループ<6089.T>サンヨーホームズ<1420.T>なども下落した。安永<7271.T>古河電池<6937.T>にも売りが出たほか、トーセ<4728.T>も安い。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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