【買い】みずほフィナンシャルグループ(8411):米国利上げペースアップの観測で金利上昇の地合いへ
やはり米国経済は強いです。雇用も最大化に近づいており、企業の設備投資も堅調。株式市場では主要3指数揃って最高値を更新しており、資産効果を高めて人々の消費行動に繋がっているようです。
特に小売が増えている点は米国GDPの7割を占める個人消費が強くなっていることが示されており、インフレ率上昇へ、そして金利上昇、ドル高の流れとなっています。
同社株にとってもよい地合いとなっており、買場を意識したいと思います。
銘柄紹介
3メガバンクの一角で総資産規模2位。
銀行、信託、証券、アセットマネジメント(資産運用)およびシンクタンクを擁する金融持ち株グループ。
傘下にみずほ銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券。
日本で最初の銀行第一国立銀行や、日本勧業銀行、日本興業銀行を前身とし、政府色が強い部分もありますが、金融ビッグバンの目玉だった銀行の持ち株会社化、そしてカンパニー制の導入と、銀行業界の未来を切り開いてきたグループでもあります。
カンパニー制の導入は、例えば銀行の顧客に対して信託や証券のサービスを紹介したり提供したりをスムーズにする効果が得られ、ビジネスチャンスを増やすことになります。すなわち手数料収入の拡大につながり収益基盤安定化に繋がれいます。
また、持ち株会社化の解禁は今の金融のIT化、つまりフィンテックの発展に大きく貢献しています。
80万件の法人取引、2400万の個人口座、M&Aやシンジケートローン組成での実績を活かした事業展開も期待されます。