東京株式(大引け)=9円安、売買代金減少のなか利食いに押され10日ぶり小反落

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最新投稿日時:2016/12/19 15:33 - 「東京株式(大引け)=9円安、売買代金減少のなか利食いに押され10日ぶり小反落」(みんかぶ)

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東京株式(大引け)=9円安、売買代金減少のなか利食いに押され10日ぶり小反落

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2016/12/19 15:33
 19日の東京株式市場は朝方から売りに押される展開となった。日経平均株価の下値には押し目買いが入り底堅さを発揮したものの、プラス圏には切り返せなかった。

 大引けの日経平均株価は前週末比9円55銭安の1万9391円60銭と小幅ながら10日ぶりに反落となった。東証1部の売買高概算は17億3743万株、売買代金概算は2兆1437億5000万円。値上がり銘柄数は856、対して値下がり銘柄数は1022、変わらずは121銘柄だった。

 きょうの東京市場は、前週末まで9日続伸と記録的な連騰態勢をみせていたこともあって、目先過熱感からの利益確定売りに押される展開となった。前週末の米国株市場ではNYダウなど主要指数がいずれも小反落したほか、外国為替市場で1ドル=117円台前半まで円高が進行し主力株の上値を重くした。外国人投資家はクリスマス休暇入りで市場参加者が限られるなか、売り圧力も限定的。途中、先物主導の裁定買いや、日銀のETF買い出動を期待した押し目買いに前週末終値近辺まで下げ渋る場面もあったが、あと一押しに欠けプラス転換はできなかった。東証1部の売買代金は急速に萎んだものの、売買活況の目安とされる2兆円台は維持している。

 個別では、任天堂<7974.T>が大幅続落となったほか、ディー・エヌ・エー<2432.T>も続急落と下値模索の展開に。三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>が冴えず、東京海上ホールディングス<8766.T>なども軟調な動き。東京テアトル<9633.T>が利益確定売りに大幅安。安永<7271.T>が売られ、ブロードリーフ<3673.T>などの下げも目立つ。

 半面、キーエンス<6861.T>が引き続き戻り足を強め、SMC<6273.T>も買い戻され3日続伸。スズキ<7269.T>も堅調。神戸物産<3038.T>が大幅高、ポーラ・オルビスホールディングス<4927.T>も高い。タカラトミー<7867.T>ラウンドワン<4680.T>日本アジア投資<8518.T>なども物色人気となった。リンクアンドモチベーション<2170.T>が上昇、OSJBホールディングス<5912.T>も動意した。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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