大統領選挙後のマーケットに注意
本日SQも終わり、10月の2週目も終わります。
本邦勢の下期予算の買いは一段落しそうです。
日経もドル円も10月に入って上昇しました。来週からは多少勢いが緩むようにも思えます。
ここ最近は、ファンダメンタルズ的なネタもないのに、突如として値動きが激しくなる日が増えているように思います。
ドル円に限らず、それが欧州通貨であったり、オセアニア通貨であったり。
これは、大統領選挙、そして12月の利上げにも向けた動きもありますし、市場が警戒しているようにも思えます。歴史的にも、大統領選挙前後の時期からマーケットが大きく崩れることが多々あります。
このアノマリーには注意が必要でしょう。
さて、本日はドル円から見ていきます。
ドル円チャート分析
前回の高値、104.30円を2日連続で超えたのですが、しっかりと抜け切れずに上髭だけ残して反落をしております。
この値動きが104円や105円といった節目なら分かるのですが、こういった中途半端なオプションが絡まないようなプライスもしっかりと抜けきらないようなら、少々厳しい展開となるかもしれません。
今一度、下値を探りにいく地合いになってきました。
105円にも非常に大きな実需などの売りが並んでいるそうで、容易には超えられなさそうです。
103円台ミドルあたりからは買い、104.50~105円からは戻り売りの戦略がしばらく続きそうです。105円を簡単には超えていかないように個人的には考えておきます。
ポンドドルチャート分析
次にポンドドルの日足チャートです。
先週の金曜日に突如暴落をしたポンドドル。
その後、乱高下をして大きく戻りを見せる局面があるかな?っと思っていたのですが、そのような値動きをみせることなく、ジワジワと下値を更新してきております。
SMA7(7日移動平均線)が近づいてきましたので、本日1.2350前後からはショートを入るつもりでおります。
これは僕のテクニカルトレード手法の一つです。
おおよそSMA7にタッチしたタイミングでエントリーを図ります。
3ヶ月間のレンジ相場を終えてトレンドが発生しました。1985年に1.05付近のポンドドル最安値があるようなので、そこを目がけて下落していくのではないかと個人的に考え始めております。
こちらのポジションは、気長にスイングポジションとしてホールドしていく予定です。