タグ:「学生との対話」 のブログ1~1件 / 全1件 小林秀雄の語る「考える」という言葉 ここで、考えるという言葉についての宣長の考えをお話ししたいと思います。 「考える」の古い形は「かむかふ」です。 宣長はこれについて次のように説明します。「か」は特別の意味のないことばです。「む」は「み」すなわち自分の身です。「かふ」は「交わる」ということです。だから、考えるということは、自分が身を以て相手と交わるということです。 宣長の言によると、考えるとはつきあうという意味です。ある対象を向こうに離して、こち... ...続きを読む タグ:小林秀雄 「学生との対話」 国民文化研究会 登録日時:2014/06/14(02:32)