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新型肺炎の感染拡大への懸念が改めて意識される

昨日の米国株式相場は上げた(DJIA +115.84 @29,348.03, NASDAQ +84.44 @9,817.18)。ドル円為替レートは111円台前半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が744に対して、下落銘柄数は1,298となった。騰落レシオは74.01%。東証1部の売買代金は2兆1810億円。

TOPIX +3 @1,674
日経平均 +78円 @23,479円

円相場が1ドル=111円台まで下落したことを好感して輸出関連株を中心に買われ、日経平均は一時400円を超える上げ幅となった。しかし、ダイヤモンド・プリンセス号の乗客だった日本人が死亡したとのニュースが出ると新型肺炎の感染拡大への懸念が改めて意識され、急速に上げ幅を縮小した。米疾病対策センター(CDC)は、日本を旅行する人に注意を求める渡航注意情報を出した。これにより訪日外国人が減少すると内需株には打撃となるとの見通しから、内需中心の中小型株が売られた。日経平均やTOPIXなどの株価指数が上げているにもかかわらず下落銘柄数が多かったのはこのためである。

足元の企業業績は芳しくない。2019年10~12月期の東証1部企業の経常利益は前年同期比9.1%減となり、市場予想の1.2%増を大きく下回った。しかも、これはコロナウイルスの影響が出る前の数字である。2020年1~3月期は新型肺炎の悪影響が出るので事前予想をさらに下回ると見られるが、株価はそれをまだ織り込んでいない。

日経平均の日足チャートを見ると、ザラバでは一時、10日、25日、60日の各移動平均線を回復したのだが、上ひげを引いた長陰線で終えて上値の重さを印象付けた。よほど強い好材料が出てこなければ明日は今日の高値を超えることは難しそうだ。

33業種中21業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、輸送用機器(2位)、パルプ・紙(3位)、その他金融(4位)、保険(5位)となった。

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