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上値が抑えられており、新規の材料待ち

昨日の米国株式相場は主要3指数揃って上昇して史上最高値を更新した(DJIA +275.08 @29,551.42, NASDAQ +87.02 @9,725.96)。ドル円為替レートは109円台後半での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が878に対して、下落銘柄数は1,190となった。騰落レシオは83.27%。東証1部の売買代金は2兆3771億円。

TOPIX -6 @1,713
日経平均 -33円 @23,828円

米国株式相場は主要3指数揃って史上最高値を更新したが、日本株全般はこの勢いに乗れなかった。中国で新型肺炎の感染者数が急増したと報道されると、売りが増えた。ただ、2月物の日経平均ミニ先物とオプションのSQ算出を2月14日に控えており、売買が交錯して日経平均は一時上げに転じる場面があった。

ソフトバンクは2019年10~12月期連結決算が大幅減益となった。これを嫌気して後場に急落して、この1銘柄だけで日経平均を63円押し下げた。昨日と反対の動きである。「TモバイルUS親会社のドイツテレコムはSBG傘下のスプリントの買収条件の再交渉を迫っている」とFTが伝えると、スプリントとTモバイルUSの合併に不透明感が広がり、SBG株の売り圧力の一部となった。

年度末が近づく2~3月には企業が政策保有株を売却する傾向がある。保ち合い解消売りである。株価が高値圏にある今の株価水準では売りやすいだろう。株価が高くなれば逆張り型の個人の売りも増加するだろうし、法人の持ち合い解消売りと合わせると累計で1兆円の売り需要があると見られる。これらの売りを全部買い切らないと日経平均は1月17日高値@24,115円を振り切って上放れできない。

日経平均の日足チャートを見ると、やや上向きの25日移動平均線の上にあるが、ローソク足の実体は昨日の陽線の範囲内であり、上値が抑えられている形である。新規の材料待ちである。

33業種中21業種が下げた。下落率トップ5は、鉄鋼(1位)、パルプ・紙(2位)、機械(3位)、情報・通信(4位)、海運(5位)となった。

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