kabukabumanさんのブログ
世界の株価、史上最高値更新まであと1%
[日経新聞 2019/11/9 19:00]
世界の株価が最高値にあと1%余りに迫っている。
株高を後押しするのは超低金利が市場や実体経済を支える「適温相場」再来の期待だ。
株式、商品など各資産に流入する緩和マネーが市場の変動を抑え、それがさらに資金を呼び込む好循環に入っている。
ただ債券市場ではマイナス利回りが依然として広がり、楽観ムードが強まる株式市場とは温度差がある。世界景気が減速し、米中貿易交渉が予断を許さない中で進む株高は逆回転のリスクもはらんでいる。
世界の株式市場全体の値動きを示す「MSCI全世界株価指数」は8日、543と2018年1月に付けた最高値(550)まであと1.3%に近づいた。18年1月当時は、米国の大規模減税などを背景に世界景気の回復と低金利が共存する適温相場が世界の株価を押し上げていた。
同指数は米指数算出会社MSCIが算定し、新興国を含む世界の上場企業の株価の動向を示す。
世界の株式市場では11月に入り、米ダウ工業株30種平均をはじめブラジルなど新興国の一角も史上最高値を更新。台湾も29年ぶりの高値を付けた。東京市場では日経平均株価が18年に付けた27年ぶりの高値(2万4270円)まで878円に迫る。
株価は実体経済の動きよりも、半年ほど先の状態を予想して動く傾向がある。景気減速下の株高からは、米中の貿易協議が12月に向けて進展し、世界景気の減速ペースが和らぐとの投資家の強い期待感がにじむ。
楽観の根底には、金融緩和による超低金利と、各国の財政出動で「世界的な景気後退は回避できる」(米ピムコのアンドリュー・ボールズ最高投資責任者)との見方がある。米ニューヨーク連銀が算出する金融市場が織り込む景気後退の確率は10月末に29%と8月末の38%から低下した。
投資マネーの動きを勢いづかせているのが、超低金利の長期化を前提とした「市場の安定」だ。緩和の下支えで景気後退が遠のけば大きな相場変動は避けられるとの見方から、株や債券、商品などさまざまな市場で将来の価格のぶれが小さくなると予想する投資家が増えている。
米国株や米国債、原油など投資資産の変動率を示す指数は低下が目立つ。代表例が米国債だ。米国債の変動率指数は、急ピッチの金利低下局面が転換点を迎えたとの見方から、直近のピークだった8月中旬から急低下している。
「恐怖指数」と呼ばれ、米国株が今後1カ月で上下年率何%動きそうかという投資家の見方を示すVIX指数も落ち着きが鮮明だ。原油や日本株の予想変動率も低下している。
こうした変動率が下がれば下がるほど、投資家は株式などリスク資産を買い増す傾向がある。機関投資家は価格変動が激しい資産をリスクが高いと見なす。足元のように変動率が下がれば、その分リスクの量も減り、新たに残高を増やせるからだ。
もっとも緩和マネーで押さえ込まれた低変動率を手掛かりにした株高は、逆回転リスクをはらむ。
MSCI全世界株指数は18年1月に最高値を付けてまもなく高値警戒感から急落した。株価急落を増幅させたのが、金融市場の変動が激しくなると株式などリスク資産を売る傾向が強い「リスク・パリティ(均衡)」と呼ばれる投資戦略だった。同戦略で運用する資金の残高は現時点でも世界で55兆~60兆円規模にのぼるとの試算がある。
市場の一部では、変動率が上昇に転じたときに利益を得ようと虎視眈々と狙う投資家も増えている。米VIX指数の先物取引では投機筋による売り持ち高が過去最大の規模に膨らむ。
株式市場が期待する米中交渉の先行きは不透明だ。トランプ米大統領は8日、中国との関税撤廃合意を否定した。債券市場では日欧を中心に依然として巨額の債券がマイナス利回りで取引されており、楽観ムードの株式市場と距離を置く。
米モルガン・スタンレー・インベストメント・マネジメントのグローバル債券運用部門最高投資責任者のマイケル・クシュマ氏は「景気の減速ペースはゆるやかになるがその後は長期的に停滞する」と慎重だ。
仏運用会社アムンディのキャスパー・エルムグリーン株式運用ヘッドは「緩和頼みの楽観は続かない」と指摘、「慎重姿勢は崩すべきではない」とみる。
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ペンさん おはようございます。
仕事も投資も頑張って下さい!
またのお越しをお待ちしております(_ _)
いろいろとアドバイスありがとうございました。リコメをカキコしようとして寝てしまいました。お仕事の仕度をして出社しなくてはいけません。(いやだけど。。。)株の方はタイミングを計ってはいれたらいいかな。
それではまたそのうちお邪魔致しますね。ありがとうございました。
お帰りなさいませませ(#^_^#)
先ずはオリエンタルランド利確おめでとうございます。
優良銘柄なので仰る通り押し目は買いで良いのではないでしょうか。
次にソフトバンクGPですが、7000億円赤字を計上しましたが
アリババの株価が上昇しており2兆円の含み益がある様です。
また現在苦戦中のビジョンファンドですが
こちらは自前の資金で運用していますから、まだ余裕があると思われます。
因みに、先日ウィーワークの少数株主が訴訟を起こしたそうですが
7000億円の赤字にも訴訟にも株価は反応していません。
恐らく孫さんの経営手腕をもってすれば
絶好の買い場だと考えている投資家が多いのだと思います。
但し曲がり屋の見解ですから
最終的な判断はペンさん次第ということで4649お願い致します!○┓ペコッ
たっだいまぁ~。。。
さて。。たまには株ばなしなどをしましょうかねぇ。。一応個人投資家ですしね。。。この前、持ち株の話でオリエンタルランドを保有しているという所まで話してたのですがこの前ようやく11万弱の利確で売ってしまいました。その前に売ってそれ以上の利益を得るチャンスがあったのに今にして思えば残念な事でした。
でも売ったのがその時でまだ良かったですヨ。今では下落に下落して買値以下になりましたからヤベーのなんのって。。。やっぱりトレンドと言うのは株の動きには大事な事だと痛感させられました。。。オリエンタルランドはわたくしの好きな銘柄なのでリバするようならまた保有したいですね。
ところで今話題?のソフトバンクGはどう思いますか?
今のところ底値からリバして一応ゴールデンクロスしているようですし。。悪材料だし尽くしと言う事とトレンドでわたくし的には興味津々なのですがkabukabumanどのはどう思われますか??
行ってらっしゃいませ。
またのお越しを首を長~~~~~くしてお待ちしております。(*^^*)
kabukabumanどの 了解です。
なるほど。。前の日記をいじるとその様な現象が現れるんですね。なんとも厄介なところですね。 kabukabumanどのはブログが多数ですから大変ですね。わたくしはあまり日記を書く才能がないので数が少ないのでお気楽です。
チト今からい買い物に行かなくてはならないのでこの辺で。。。。時間がありましたらまた後ほど。。(^_^)/
ペン銀さん こんばんは。
指数が絶好調の割にはあまり儲かりませんね
ところでブログの順序が入れ変わっているのは理由があります。
実はタグが多過ぎるのでまとめようとしたところ(暇なので^^)
タグのタイトルを変更したブログが前に来てしまいました。
以前から過去のブログを編集(殆どタグの変更ですが)すると
そのブログが一覧の先頭に来ることは知っていましたが
自分自身が見やすい様に整理したいので(ブログの内容はそのままです)
もう少しタグを減らしたいと考えています。
そういう訳で、近いうちにもう一度順序が入れ変わると思いますのでご了承下さい。