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アルツハイマー誤診 → 甲状腺・副腎機能低下症

たけしの家庭の医学。なんという偶然なのか、この部分だけ視た。

ファースト・オピニオンは、アルツハイマー型認知症だった。
症状の進行を防ぐ薬剤を服薬するものの、収まるどころか急激に悪化していったという。

家族は医師を変えてみた。セカンド・オピニオンでは、甲状腺機能低下がわかり、甲状腺ホルモン剤が投与されるようになった。が、服薬直後に興奮症状を見せる。疑問に思った医師は、副腎の機能低下を突き止めて薬剤を投与し(鉱質コルチコイドと糖質コルチコイドがあるが、どちらか不明)、症状は落ち着き、「元通りに戻って」元気にしているという。

副腎機能が低下すると、血圧が低下し、脳に糖分が行き渡らなくなってイケナイ、認知機能に障害が出るという。このことは言い換えると、高齢者が降圧剤を飲んで、血圧が下がりすぎても同じような症状が出るということだ。なので、最近の降圧剤添付文書には、高齢者の血圧を下げすぎてはいけないと注意喚起がされている。近藤誠医師も、書籍で同様なことを書いている。

    *

甲状腺機能検査は、ルーティンの臨床検査項目に入っておらず、特別に医師がオーダーしないと検査されることがない。これが元凶となって、不幸な誤診が後を絶たない。認知症のみならず、統合失調症や各種不整脈、とってもひどい便秘症、などでも苦しんでいる人は多い可能性がある。

今回のTV結果だけ見ると、極めてまれな例に思えるかもしれない。
しかし、そうとは限らない。もしかしたら、例えば、アルツハイマーと診断された患者の中に、50%とかふざけた人数が甲状腺機能低下症だったりするかもしれない。結局はわからない。これはすべて、甲状腺機能検査をしておけば良かったのにね、という問題にたどり着く。

甲状腺機能検査をして欲しいと主治医に言ったとき、拒絶するような医師とは、とっとと縁を切った方がイイ。検査しなくては不明なことを、こーにきまっていると決めつけるような医師は、それこそ頭がどーかしている。







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