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ホテルシェフの話から感じること

旦那さんがホテルシェフをしている人から、聞いた話。

休日でも、休んでいるのを見たことがないという。
言い換えると、家にいるのをほとんど見たことがないという。
チーフクラスのシェフなのだという。

考えてみると、ホテルというのは24時間営業なのだから、
しかもその厨房となると、毎日、高いグレードを求められる料理を提供しないとならない。となると、その仕込みも大変な作業になると想像できる。
献立を考える人、材料を購入する人だって必要になってくる。

当然、その仕事はきついので、シェフの世界というのは、辞める人も多いのだという。体がきついから、とりあえず辞職して、ちょっと休みます、みたいな感じらしい。で、体が元気になったら、どこかへまたシェフとして復帰するらしい。

デミグラスソースを作るのに、二週間かけるという話からしても、そういう業態が想像できる。

     *

欧州に、古風な作り方をするパン職人がいるという。
普通の製法ではないので、できるまで時間がかかる。
従って、そこに勤めている職人たちは、ほとんど休むことができないという。
しかし、そうやってできた古風なパンは絶品で、超絶な人気があるという。

     *

そういう話を聞いたとき、なんというブラックな業態だと思うのか、それとも、そこまで熱中できるオモロイ業態だと思うのか、きっと二手に分かれるのだと思う。

オイラは、後者の感じ方に惹かれる。
きっと、いつ死んでもイイから、どっぷりと研究していきたいと思うようなシェフが、たくさんいるのだろう。嫌だったら、続くわけがない。

一般人でも、料理にはまっている人というのは、似たような資質のある人なのではないか。料理に限らず、他の分野でもハマっている人というのは、多分同じなのではないか。

考え方を広げると、そういうハマることのできることを、一分野のみならず、たくさん抱えている人は、おそらく何をやっても楽しいという状態が24時間続くということになる。

有名だろうが、無名だろうが、そういう状態にいられることを、ひょっとして幸福というのかもしれない。


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