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反発初動だが、まだ株価サイクルは6(着実な下落局面)

昨日の米国株式相場は続伸した(DJIA +260.37 @23,138.82, NASDAQ +25.14 @6,579.49)。ドル円為替レートは110円台後半の前日比円高水準での動きだった。本日の日本株全般は下げる銘柄の方が多かった。東証1部では、上昇銘柄数が891に対して、下落銘柄数は1,166となった。騰落レシオは77.88%。東証1部の売買代金は2兆293億円。

TOPIX -8 @1,494
日経平均 -63円 @20,015円

米国株は続伸したが、昨日、日本株は大幅高していたので今日は利益確定売りに押された。日経平均は一時的に20,000円を割り込んだが、下値は底堅く、深押しすることはなかった。ただ、トランプ大統領が米国企業に対して安全保障上重大な脅威となる外国企業の通信機器の使用を禁止する大統領令を出す検討に入ったと報じられると、ハイテク株の一角が売られ、相場全体の重荷となった。

2018年を振り返ると、日経平均は2,750円下落し(-12%)、2011年以来7年ぶりの年間下落となった。下落幅では、リーマン・ショックが発生した2008年(6,448円)以来の大きさとなった。12月の単月で見ると、月間下落幅(2,336円)は2008年10月以来の大きさだった。

日経平均の日足を見ると、下げ過ぎ感から売り方の買い戻しが原動力となり反発初動となっている。ただ、12月10日以来、ずっと10日、25日、60日の各移動平均線は下向きとなり、株価サイクルは6(着実な下落:「生涯現役の株式トレード技術 海図編」p210)の局面である。しばらく反発を続けた後、また下がり始めて2番底を探りに行くと見ている。12月26日安値@18,949円を割り込まずにその上の領域で推移できれば、徐々に上へ動いて行くと見るのが相場の定石である。

33業種中21業種が下げた。下落率トップ5は、医薬品(1位)、小売(2位)、石油・石炭(3位)、サービス(4位)、電気・ガス(5位)となった。

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