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上げたが上値では売りが優勢⇒陰線

先週金曜日の米国株式相場は大幅続伸となった(DJIA +228.46 @25,803.19, NASDAQ +49.28 @7,261.06)。ドル円為替レートは110円台後半の前日比円高での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄の方がやや多かった。東証1部では、上昇銘柄数が1,162に対して、下落銘柄数は812となった。騰落レシオは118.22%となった。東証1部の売買代金は2兆4901億円。

TOPIX +8 @1,884
日経平均 +61円 @23,715円

米国株高(ダウ工業株30など主要株価指数が最高値を更新)を受けて、TOPIXも日経平均も小幅高となった。ただ、円相場が110円台半ばまで約4ヶ月ぶりの高値を付けたため、相場全体の上値を抑えた。上げるには上げたが、陰線で終えたため、上値では売りが優勢だった。両手を上げて買い上がろうという雰囲気ではない。

まず株価指数先物が買われ、裁定買い取引(割高な先物売り、割安な現物買い)で現物株も買われた。米国長期金利が上昇基調にあるので、利ざや改善を前提に日本の銀行株や保険株の収益が改善すると期待され、本日はどちらも上昇率トップ5に入った。銀行、保険以外では、不動産の上昇も目立った。三井不動産、住友不動産、東京建物等が年初来高値を更新している。金利上昇は不動産業にとってコスト増となるはずであるが、「脱デフレ」を先取りして、それ以上のペースで資産価格が上昇すると期待されているからであろう。企業業績の拡大と就業人口の増加を背景に、都心のオフィスビル需要は根強く、東京都心の空室率は3%台前半の水準である。

33業種中23業種が上げた。上昇率トップ5は、証券(1位)、銀行(2位)、不動産(3位)、海運(4位)、保険(5位)となった。

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