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資源インフレについて

不景気なのに資源インフレが続く

不景気になれば、普通は、物の値段が下がる。
教科書では、そのように勉強した。

しかし、今、不景気なのに物の値段が下がらない。
下がるどころか、上がったりしている。


その原因のひとつに


資源の寡占化がある。


以前、別子(住友金属鉱山)が、
将来買収される可能性が
高いところで説明した記憶がある。


よく、専門家や政治家は、
投機筋が悪いと言ったりしている。

しかし、よく考えれば、
もっとも重要な資源のひとつである鉄鉱石で見ると、

鉄鉱石の先物市場は、ない。

何でも投機筋と言っている人もいるが、
投機筋だけではなく、寡占化がおおきな要因となっている。


ヴァーレ(旧社名 リオ・ドセ CVRD ブラジル)
リオ・ティント(英豪)

BHPビリトン(英豪)
インパラP(南アフリカ)

ノリリスクニッケル(露)
アングロP(南アフリカ)

そして、非鉄メジャーではないが、

別子(住友金属鉱山・日本)

不景気なのに、
資源会社は、ほとんど競争がないので、
原料価格が下がらない。

しかし、資源を輸入している多くの企業は、
価格を転嫁できない(上げられない)。

~ますます売れなくなるので


たとえば、

シリコンウェハーは、
日本の信越化学とsamcoが、ほぼ独占しているので、
価格は、下がらない。

これを、いわゆる、あうんの呼吸と言う。


しかし、昨年、
半導体市場を独占しているインテルとADMが価格競争した。

普通は、ない。

ADMが突然価格を下げたので、市場は驚いた。
あうんの呼吸が乱れてケンカをしてしまった~


もとい

世界の鉱物資源は、寡占化している。

だから、なかなか物の値段が下がらない。
インフレがとまらない。

交易利得と交易損失から考えれば、
日本にとっていきすぎた円安は、マイナスになる。

為替ヘッジにも期限などの限界がある。

1ドル100円~105円くらいが、ここちよい水準に思う。
もちろん、企業によって違う。
企業の予想為替レートを参考にされたい。


交易利得から見れば、
多くの企業にとっていきすぎた円安は、マイナスである。

投資家は、のんきですむ評論家と違うので、

早く頭を切りかえてほしい。(ひとりごとです。)


円安だったらよかった時代は終わった。


BRICsや東欧などの旧社会主義国、
中東などなど世界は豊かになってきている。

人間一度、豊かさを経験すると、もとにはもどりたくない。


テレビや冷蔵庫や洗濯機がない時代に
もどりたいと思っている人は少ないだろう。


だから、

サブプライム危機の裏側で、資源の争奪戦はすすんでいる。

世界の資源争奪戦による、
資源会社の寡占化は、さらにすすむだろう。


世界の流れを、しっかり押さえてほしい。


おしまいです。


余談

今日の、日記の内容は、かなり重要です。
理解していないと、世界の市場の動きがわかりません。
よくご存知の方は、当然のことを書いて失礼しました。

さて、

もういちど、わたしのリクベストを紹介します。
地味な勉強が、将来身をむすぶことが多いです。

わたしこと、あすは、日記なしです。
あさって以降は、未定です。
よろしくお願いします。
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2件のコメントがあります
  • イメージ
    はるるっぴさんのおっしゃていることを
    正しく理解されている方は、少ないと思います。

    だから、わたしも、はるるっぴさんと同じで
    おこずかいでの長期投資しかしません。

    日記にあるインフレのことも考えて
    しっかりと投資のことを勉強したいと思っています。
  • イメージ
    パプリカさん
    2008/9/3 21:18
    はるるっぴさん
    こんばんは
    >円安だったらよかった時代は終わった。
    仰るとおりですよねぇ
    新興国と資源の争奪戦を繰り広げることを考えると むしろ円安はまずいです

    資源の争奪戦?
    70年ほど前も同じようなことがあったように思う デジャヴュ?

    パプリカ

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