kabukabumanさんのブログ
米国株の足を引っ張るアップルとマイクロソフト
昨夜のNY市場は主に百貨店の決算が足を引っ張り、ダウとS&Pは大幅な下落となりましたが
このところ、NYSEの騰落レシオが130%と高水準にあったことも
下落に拍車を掛けたのではないでしょうか。
またダウの大幅な下落を受け、リスク回避の円高が進み
ドル円相場は安値から90銭円高に振れています。
米百貨店4社、2~4月は減益・赤字 衣料品販売が不振
(日経新聞 2016/5/14 7:25)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGN14H0B_U6A510C1000000/
○メイシーズ 年初来騰落率-10.75%
http://jp.investing.com/equities/macys
○ノードストローム 年初来騰落率-21.38%
http://jp.investing.com/equities/nordstrom-inc
○JCペニー 年初来騰落率+13.81%
http://jp.investing.com/equities/j-c-penney-co
小売り業の形態変化は世界的な流れの様ですね。
勿論米国ではアマゾンの業績が今後飛躍的に伸びるのは間違い無さそうですが
日本では高齢者を中心に、顧客ニーズを先取り出来る企業が勝ち組に入ると思います。
特に内需銘柄への投資基準としては、大きなポイントになりそうです。
NY株式市場チャート
<NYダウ日足チャート>年初来騰落率+0.63%
http://jp.investing.com/indices/us-30
<ナスダック指数日足チャート>年初来騰落率−5.79%
http://jp.investing.com/indices/nasdaq-composite/
<S&P500日足チャート>年初来騰落率-0.08%
http://jp.investing.com/indices/us-spx-500/
<米ドル指数日足>年初来騰落率-4.20%
2016年は1月をピークに下落が続く(ドル安容認政策、追加利上げの先送りなど)
http://jp.investing.com/quotes/us-dollar-index
NYSE時価総額上位10社の株価チャート(日足)と年初来騰落率
<①アップル> -14.0%
http://jp.investing.com/equities/apple-computer-inc/
<②マイクロソフト> -7.93%
http://jp.investing.com/equities/microsoft-corp
<③エクソンモービル> +13.74%
http://jp.investing.com/equities/exxon-mobil
<④アマゾン> +5.03%
http://jp.investing.com/equities/amazon-com-inc
<⑤ジョンソン&ジョンソン> +10.55%
http://jp.investing.com/equities/johnson-johnson
<⑥フェイスブック> +14.54%
http://jp.investing.com/equities/facebook-inc
<⑦ゼネラルエレクトリック> -4.85%
http://jp.investing.com/equities/general-electric
<⑧ウェルズ・ファーゴ> -11.26%
http://jp.investing.com/equities/wells-fargo
<⑨グーグル> -6.33%
http://jp.investing.com/equities/google-inc-c
<⑩ATT> +13.78%
http://jp.investing.com/equities/at-t
時価総額1位のアップル(49億5800万㌦)と
2位のマイクロソフト(40億1500万㌦)が株価の足を引っ張っています。
因みに、3位のエクソンモービルは36億9600万㌦
10位のATTは24億1000万㌦となっています。
(日本企業ではトヨタが15億3880万㌦で32位)
米国経済及び株式投資環境の見通し(ABJapan 2016.4)
http://www.abglobal.co.jp/files/uploads/USMarket_201604.pdf
(伏字は大文字のSとMです)
<今後期待される業種>
1位 ヘ ル ス ケ ア
2位 一 般 消 費 財
3位 情 報 通 信