5月SQ確定値は16895.67円で、予想を大幅に上回りましたが
SQ通過後はG.SやABNアムロなどが利益確定売りに転じた様で
日経平均株価は急落し、ほぼ安値引けに終わりました。
http://www.traders.co.jp/domestic_stocks/invest_tool/futures/futures_top.asp
それでもマザーズ指数は後場切り返し、相変わらず小型テーマ株人気の健在ぶりが窺えたことは
来週に繋がる明るい材料だと思います。
ただ材料株も徐々に銘柄選択が進んでおり
国策銘柄だからといって猫も杓子も騰がることはなくつつある様な気がします。
今後は小型テーマ株も銘柄選びが、より重要になりそうですね。
また来週以降、株価はNY市場と円相場に左右されると思いますが
NYSEの騰落レシオは、依然130%と高く(ナスダックは110%)
この先大きく調整する可能性があるので要注意だと考えています。
さらに、6月MSQに向けた機関投資家の思惑も株価に影響しそうですが
G.Sが強気な姿勢を崩さない限り、大きな崩れはないと見ています。
但し、ABNアムロや日本株に対して超弱気のポジションを組むソシエテジェネラルの動きにも
注意が必要だと思います。
*ソシエテジェネラルはニューエッジを傘下に収め、通称ソジェンと呼ばれています
つまりG.Sが向いている方向が上だと確信出来るまでは
買いポジに応じたヘッジを行うことが賢明だと考えています。
ところで、MSCI(モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル)が
指数銘柄の定期見直しを発表しています。
このMSCIスタンダード・インデックスに新たに採用されたのは
7779サイバーダイン、4927ポーラ・オルビスホールディングス 、3092スタートトゥデイ
9989サンドラッグ 、3391ツルハホールディングスの5銘柄。
逆に除外されたのは
7762シチズンホールディングス 、8334群馬銀行 、8377ほくほくフィナンシャルグループ
4739伊藤忠テクノソリューションズ 、8136サンリオの5銘柄で
5月31日の取引終了後に入れ替えが実施されることになっています。
*MSCI銘柄の採用基準と採用に伴うメリット
http://kabusoba.webcrow.jp/morekabushiki123msci.html