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慌てふためく中国当局

今週はギリシャのデフォルト危機の流れを受けつつ、上海株急落に意外にも動揺したのか、当局は預金準備率と貸し出し金利引き下げというダブルの金融緩和を敢行。年金基金の株式投資解禁と7月からは本土と香港のファンド相互販売も開始。中国政府系ファンドが主要ETFの買い支えも発表。更に証券取引税も30%値下げ8月からも発表...。しかしこれでも上海株の急落は収まらず4000ポイントを死守出来ずに7/3時点では3600ポイントまで下落。ここまで短期間の間に、中国当局が株価支援策を出したことは今まで記憶にはない。というか今までは当局が見事にコントロールしていた側面が殆どであった。なのでこれまでの一連の対応により、今回中国当局はあからさまにコントロール不能状態を露呈してしまった。こうなってくると海外の投資家は本土株は安易に買ってはこない。指数ベースで目先3400ポイントを意識する展開を予想はするものの、次のラインは3000ポイントまではあり得なくもない。ここまで下落してくれば本土株買っても良いかなと思う。それにしても急落の原因としては信用取り引きによる強制決済による売りが主因らしい。7/3付けで当局は貸し株による信用取引きを一時中止する模様。指数ベースでの先物売りについての対応については謎。この際ぜんぶ信用取り引き一時中止にでもしないと効果ないかも。いちおう当局は信用取り引きの急落について調査すると発表した。よくわからんけど、来週は安易に信用で売り建てると当局から難癖つけられて公安に拘束されるか業者の場合営業停止とかやってきそうな雰囲気が相当ある。平たく言えば当局の脅し的口先介入。これにビビれば来週からは売り圧力は相対的に下がってくると予想。下げても限定的な予感がしてきた今日この頃。来週の月曜日の雰囲気は果たして・・・(笑)でもこんなときに今日は打診買い*新規信達資産管理(1359) 買入単価HK$4.16*業績見通し良好、相対的に割安
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