kabukabumanさんのブログ
不健全な市場になりつつある東証一部
東証一部銘柄のPERを「yahooファイナンス」で検索してみると
一瞬新興市場ではないかと錯覚するくらいの高倍率が並んでいます。
http://info.finance.yahoo.co.jp/ranking/?kd=9&mk=3&tm=d&vl=a
官制相場の所為で資金が東一銘柄に集中することはある程度予測出来ましたが
蓋を開けてみると東一内でも銘柄間の需給格差がどんどん広がって
このままだと人気が集中している銘柄の株価が一体何処まで上昇するのか見当が付きません。
まるで東一全体が仕手化している様な感じです。
そこで時価総額1兆円以上でPER40倍以上の銘柄を
時価総額の大きい順に幾つかピックアップしてみました。
武田薬品(78.3倍)時価総額15位
ファーストリテイリング(48.1倍)同17位
キーエンス(40.0倍)同21位
オリエンタルランド(45.8倍)同32位
任天堂(72.9倍)同41位
エーザイ(97.1倍)同42位
ユニチャーム(44.4倍)同64位
住友商事(168.2倍)同74位
小野薬品工業(121.3倍)同76位
NTTデータ(40.2倍)同86位
ヤクルト本社(57.2倍)同90位
塩野義製薬(45.7倍)同92位
シスメックス(53.9倍)同97位
明治HD(40.7倍)同112位
西部HD(40.3倍)同115位
(東証一部1749銘柄中)
PER100倍以上 38社 ←危険ゾーン
PER70倍~99.9倍 25社
PER50倍~69.9倍 36社 ←やや危険ゾーン
PER40倍~49.9倍 52社
PER30倍~39.9倍 146社 ←お宝銘柄が眠っている可能性
↑
人気銘柄
PER20倍~29.9倍 373社 ←出遅れ銘柄の宝庫かも
PER17倍~19.9倍 219社 ←
不人気銘柄
↓
PER10倍~16.9倍 641社 ←需給の悪い銘柄は無視した方が賢明かも
PER10倍以下 219社
新興市場 ←当分押し目買い、戻り売りの繰り返しが有効か
PER10倍以下でもパフォーマンスの高い銘柄、、結構あります。
PERだけで見るのはあまり意味がないかも。
こんばんは
問題はPERの数値ではなく低PERのまま放置されている原因だと思います。
やはり株価は主に企業の成長性を反映するので
東一銘柄も、基本的にはPEGレシオで判断するべきだと考えています。