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気になるアメリカの政治的な緊張

先日、大手企業の企業年金基金の常務理事さんと長い時間お話をする機会があった。


経済ニュースなどで年金基金が日本株式を買うような話を聞くことがあるが、それとは
ニュアンスの違う話を聞くことができた。


実務をされている理事の話はとても参考になった。運用先をかなり分散されていた。
運用商品も実にたくさんあることも理解できた。


株が下がったときのリスクに備えて、VIXを取り入れた商品も入れているらしい。
ヘッジファンドでも運用されており「グローバル・マクロ」「CTA」「ロング&ショート」の名が

よく出てきた。


年金基金の運用担当者には、サラリーマン担当者だけでなく、わたしとお話をされた方の
ように10年近くその立場にいる専門家もいる。その年金運用の専門家どうしで定期的に
情報交換をされているらしい。


その方は債券についてくわしいことも会話をしていてわかった。


こちらからもいくつか質問をしましたが、ところどころ「違うなぁ~」と心配になるところはあった。

基金の理事は、投資家と違うので詳しい分野は違う。需給分析、チャート分析、テクニカル分析

などの話はなかった・・・


ひとつはっきりわかったのは、日本株の運用を委託するときには、単純に時価総額の大きい
銘柄を組み込むようなことはせず、銘柄選別をしっかりする運用会社を選択されているとのこと

だった。


少なくともその方は、JASDAQ、マザーズの銘柄には興味はないとおっしゃっていた。


・・・


気になるアメリカの政治的な緊張


素人のひとりごと日記です。


8月8日(金)だったと思います。たまたま私がオフィス街で証券会社のボートの前を
通ったとき日経平均株価が先物で14,770円になっていた。


ここはいったん買ってもよい水準だと思い、買のチャンスのときがあれば
教えてほしいと頼まれていた親戚の株をやっている人に


「いったん買ってもいいと思いますよ~」


などと言って携帯電話で話をした。
(あとで聞いたのですが、指値にしたので買えなかったとのこと。
成り行きと言ったのに・・・)


その後、みんかぶで弱気の買い予想3銘柄、売り予想5銘柄にしていることを思い出し
仕事が終わり家に帰ってから売り予想を3銘柄に減らして予想を弱気から中立にしようと思った。

しかし、すでに株価は反転していたので、タイミングを逃しそのままとなった。


残念


残念と言えば、みんかぶでのミクシィの株価予想の大外れ。


わたしの知っている子供が「ミクシィ」は最近やらないと言っていたのを聞いて
軽い気持ちで売り予想した。当時みんかぶ予想も割高だった。


ミクシィの予想をしてから、ずっとマイナスのパーフォーマンスだったが
一度、登録していた株価とほぼ同じところまで下落するときがあった。


この株は、売りでは勝てないと判断して予想を終了しようとした。しかしその時
パソコンの調子が悪かったのでパソコンの不具合で予想終了できず。


その後もミクシィ株が大幅上昇するサインが出たときも同じ理由で予想終了できず。
(その後、新しいパソコンを購入することになる)
結果、惨憺たるパーフォーマンスになっている。


先日、あるゲームに詳しい子供と話をする機会があった。


「僕、ミクシィのモンスト絶対人気がでると思ったよ!」(^◇^)


ゲームの内容も説明してくれたが、わたしには理解できなかった。(-_-;)


この子からもっと早く話を聞いていればと思ったが


「時すでに遅し」


ミクシィは、参考銘柄になると思ってそのまま残している。


残念


いろいろあったが、現在のところみんかぶ予想は弱気継続中になっている。


さて本題


専門家の話にもあるように、日本の年金の買いが期待できることもあり、日本株が上昇する

可能性は十分あると思う。ただ、足元アメリカの政治的な緊張もあるので弱気でも
よいかと思っている。


一般的に言われている8月22日のジャクソンホールは注目でよいと思いますが
他にもアメリカでの注目材料はあるので、注意したい。


たびたび日記でも紹介する田中宇氏の国際ニュース解説にもあるように、アメリカでは
中米の主としてエルサルバドル、グアテマラ、ホンジュラスなどからの移民問題が大問題に

なっている。聞くところによると米マスコミで連日報道されている。


インターネットでも


冷泉 彰彦氏の


「国境に押し寄せる、不法移民の子供たちの波」


にくわしく書かれている。


『ここ数カ月、アメリカの南部国境は異常な状況に陥っています。不法移民の流入が止まらないのはもう何十年も前からですが、現状は前代未聞と言って良いでしょう。身分を証明する書類を持たない子供が、子供だけで毎日何百人も国境を越えてくるのです。年に換算すると5万人以上という異常なペースです。(中略)


これに対してオバマ大統領は、総額37億ドル(約3700億円)の緊急予算措置を提案しています。内容は、「不法移民ができるだけ国境を越えないような警備体制」「子供たちが入ってきた場合の移送費、裁判コスト、健康管理コスト」などの総額だというのです。


共和党はこのオバマの提案に対して、「不法移民は全員が合法化」されるとか「不法移民の高校生を合法化して大学に行かせる」といった「甘い」政策を提案して、中米の人々に誤ったメッセージを送っているとして、問題がオバマ政権の対応にあると主張しています。」


(詳しくはネット参照)


アメリカでは、移民問題が前代未聞の異常な状況になっている。


これとあわせて、ひと昔前のウォーターゲート事件を思い出す呼び名
「ベンガジゲート事件」も大問題となっている。


この大問題について、元日銀総裁の福井俊彦氏が理事長を勤めるキヤノングローバル研究所のコラムを
インターネットで見ることができる。金融問題とも関連づけて書かれているので
投資家にとっても参考になる。


7月17日付コラム


「崩壊に向かうオバマ政権とそれに続く金融の混乱」(迫力あるタイトル名ですね)


(キヤノングローバル戦略研究所研究主幹 小手川大助 元IMF日本代表理事)


⇒本当の専門家です


・・・


(ベンガジゲート事件は)
ニクソン時代のウォーターゲート事件ときわめて類似する状況となる。


(中略)


オバマ大統領が退陣せざるを得なくなった場合、バイデン副大統領が大統領に就任することになる。そしてそれは、これまで、オバマ大統領とその取り巻きを最後の砦にしてきたウォールストリートの敗北を意味し、昨年暮れ以来、米国議会に提案されている、グラス・スティーガル法(銀行と証券の分離)の再導入に大きな力を与えることになる。


(中略)


上記のような事態の進展から、銀証の分離を予測する金融界は、既に投資銀行部門の切り売りを始めている。分離となれば、そのためのデューデリジェンスをせざるを得ず、これを通じて投資銀行部門の膨大なデリバティブ依存体質や極めて脆弱な資産内容が明らかとなり、市場に激震が走る可能性が高い。我が国としても、このような最悪のケースを予想して、あらかじめ準備をしておくほうが良いものと思われる。


(上記コラムより引用、正しくは全文参照)
(5月19日付コラム「窮地に立つオバマ政権」も参照したい)


(言葉の説明)
デュー‐ディリジェンス【due diligence】:不動産投資やM&Aなどの取引に際して、投資対象となる資産の価値・収益力・リスクなどを経営・財務・法務・環境などの観点から詳細に調査・分析すること。


(補足)

下線部分はわたしが引きました。
何度も日記に書いてきたことです。


中米諸国からの移民問題をはじめ、アメリカのオバマ大統領を取り巻く環境はとても厳しい。


ご存知の通り、7月30日アメリカ下院議長によりオバマ大統領を合衆国憲法違反で提訴する
決定がなされた。


7月30日にオバマ大統領の弾劾問題が出てきたので、その結果を受けてアメリカの
ニューヨークダウがそのとき318ドルと大きく下げたことは記憶に新しい。
(専門家はアルゼンチン政府が一部の債務の返済が期日までにされなかったことなどで
新興国への懸念が広まったなどと説明していましたが、そんな訳ないでしょう・・・)


7月25日発表したCNN世論調査によると米国民の33%が「オバマ大統領は弾劾裁判に
より辞任すべきだ」と考えている。


今のところ深刻な数字ではないようですが、無視できるような数字でもない。
要注意でしょう。


これらアメリカで連日報道されているオバマ大統領の弾劾問題がさらに深刻化すると
アメリカ株にもマイナス材料になる。アメリカ株が下がると日本株も連れ安することが
あるので注意したい。


反対に、これらのアメリカの政治的な緊張が和らいでくるとアメリカ株にもプラスの
材料になると思う。


アメリカの政治的な緊張が続いていることもあり(強気になれる材料、弱気になる材料は
他にもたくさんあります)足元弱気の予想を続けてみます。


・・・


おすすめの本


お盆休み何冊か本を読みました。


その中のおすすめ本


以前も読んだことがありましが、1,000ページ以上あるので
そのときは飛ばし読みでした。
今回は最初から最後までしっかり読みました。


日本人なのでどうして太平洋戦争が起きたのか
戦後の日本はどのようにして作られてきたのか
正しい歴史認識を持つことは必要だと思う。


読みやすい内容のある良書だと思います。


昭和史(1926⇒1945)
昭和史(1946⇒1989)戦後編


半藤 一利


よく「歴史に学べ」といわれます。(中略)
ただしそれは、私たちが「それを正しく、きちんと学べば」、という条件のもとです。
その意志がなければ、歴史はほとんど何も語ってくれません。


(上記の昭和史より引用)



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