金【方向感を見い出せるか？】

[日本ユニコムコールセンターsupportコース取引さん]

日中取引時間は、ドル高・ユーロ安などを背景に下落したNY市場の流れを引き継ぎ手じまい売りが先行して始まり、前日比15円安の4266円で寄り付く。その後は、小幅まちまちの値動きで推移し、結局前日比11円安の4270円で終了。ドル建ての金は、1300ドルを挟んでのレンジ内取引展開を続けている。ウクライナ情勢の緊迫化や中東問題が下支えし、上値は米金融当局による早期利上げ観測懸念が抑えている。地政学的リスクが意識される中、米国の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表や4～6月期米GDPの発表に関心が高まっている。米景気の先行きに期待が広がっている中、30日発表のFOMC声明が米国の利上げ時期を探る手がかりとなるのか注目される。本日夜間取引時間は、7月の独消費者物価()、7月のADP全米雇用報告()、4～6月期の米GDP()、FOMC最終日()などが予定されている。GDPの数字しだいでは、為替が動意付く可能性もあるため、FOMC声明公表と同様に注意が必要である。


夜間取引レンジ　　　4,218円～4,301円


中川

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