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ネット関連株やIPOは一度地獄を見ることになるかも

NY市場全体は勿論ですが、中でもナスダックの急落が国内の新興市場に影響を与えていることは

マザーズ指数の下げを見ても良く解かると思います。

 

それにしても確実に景気回復へと向かっている米国でNY市場が何故突然暴落を始めたのか?

その理由として米国株のバブル崩壊が始まったという見解があります。

 

 → http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPTYEA3805H20140410

 

確かにNY市場が過熱気味であることは誰もが感じていたと思います。

下のリンクを見て頂くと一目瞭然ですが、どの指数もここ数年間一直線で上昇しています。

 

また昨年のPERも月を重ねるごとに上昇しています。

ダウ:1月 12.33倍 → 12月 15.21倍(2013年の最高倍率)  (2014/3 → 14.47倍)

ナスダック:1月 15.91倍 → 12月 20.55倍(同じく最高倍率)(2014/3 → 20.90倍)

 

◇ダウチャート(3ヶ月・2年・5年)

 → http://www.marketnewsline.com/market/technical-chart/1100.html

 

◇ナスダックチャート(3ヶ月・2年・5年)

 → http://www.marketnewsline.com/market/technical-chart/1102.html

 

 余談ですが、ナスダックの適正PERを16.0倍と仮定した時の株価指数は3250pt

 PER17倍  →  3450pt、PER18倍  →  3660pt という計算になります。(ザックリですが)

 

◇S&P500チャート(3ヶ月・2年・5年)

 

 → http://www.marketnewsline.com/market/technical-chart/1101.html

 

ではそこまで加熱した原因が何かと云えば、先ずはリーマンショック後の量的緩和策(QE)です。

市場にジャブジャブ出回ったお金が、株式市場へ一気に流れ込み株価を一直線に上昇させました。

さらにNY市場だけで使い切れないマネーは、同時に新興国へと向かい

年初に起こった新興国の通貨安を引き起こす原因になりました。

 

しかしQE3の縮小をNY市場は早々と織り込んでいた筈です。

ですからこれだけでNY市場の暴落を説明することは出来ません。

 

そこで考えられるのが、市場をヒートアップさせたもう一つの要因であるIPOラッシュです。

例えばFacebok、Twitter、ヒルトンなどの大型上場は記憶に新しい案件ですが

こうしたIPOラッシュがバブルを形成したと同時に暴落の火付け役になったのではないでしょうか。

 

(ご参考)IPO件数は今後も益々増加傾向にあります

http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304824704579295850686324662.html

 

http://jp.wsj.com/article/SB10001424052702304364704579488753103592602.html

 

ところで、こうしたNY市場暴落の構図は日本市場にもそっくり当て嵌ると思います。

例えばネットビジネス市場の拡大やスマホの普及促進で、新興市場の関連セクターの中には

PER100倍や200倍の銘柄が当然のごとく数多く存在しています。

 

勿論成長性が買われるのは解かりますが、中には債務超過もしくはその予備軍さえも

信じられない株価の高騰を演じています。

しかも逆に情報・通信以外のセクターでは、好業績銘柄が叩き売られるという

ファンダ完全無視の現象も起こっています。全く由由しき事態です。

 

因みにこうした歪み現象はNY市場でも以前から問題視されていた様で

その歪みが今一気に解消されようとしているのではないでしょうか。

だとすればNYに右に倣えの東京市場でも同様のことが起こる可能性は高い様な気がします。

 

私は特にマザーズ市場のネット関連セクターやIPOは要注意だと考えています。

そして何より恐いのは、歪み現象が解消される時

本当に成長性の高い「金の卵」まで一緒に売られる恐れがあるということです。

 

「この銘柄だけは大丈夫だろう」という例外など短期的には通用しない

そんなリスクを今の新興市場は抱えている様な気がします。

 

地合いが悪いとリスクばかかりが頭を過りがちですが

歪みは何時か必ず解消されると考えれば、今がその時かも知れません。

 

何れにしても新興市場は最悪の場合セリクラに発展する危険性もあり

特に過熱感の高い銘柄や、信用買い残が異常に多い銘柄には敢えて警告を発したいと思います

同業他社と比較して株価水準が飛び抜けて高くないかを、この際改めて検証しておくべきでしょう。

 

 

6件のコメントがあります
  • イメージ
    hirohirohirohiroさん
    2014/4/12 21:55

    意義なしです。

  • イメージ
    kabukabumanさん
    2014/4/12 22:13
    明快なコメント有難うございます m(_ _)m
  • イメージ
    こんばんわ。

    タイトル怖すぎます。
    ちびりそうです(^_^;)



  • イメージ
    kabukabumanさん
    2014/4/12 23:44

    ミセス・ラベンダーさんこんばんは!

     

    ちびってもらっては困ります

     

    そういうつもりで書いた訳ではないのですが

    新興株への投資はマネーゲーム色が濃くなっているのは事実だと思います。

    つまりバブルです。

    バブルにどっぷり浸かってしまうと頭がマヒしてしまう。

    それを最近のNY市場の暴落が物語っていると思います。

     

    最初は昨年の5/23同様の現象だと考えていましたが

    ハイテク株の売られ方を見ると少し違うのでは?と感じる様になりました。

     

    もう少し様子を見ないと確信は持てませんが

    年初の株価予想で、今年の日経平均株価は12000円を割ると言っていた

    アナリストのことを思い出します。

     

    まさかと思うことが起こるのが株式市場です。

    本当にちびらないためにも、ここは慎重に構える局面だと思います。

     

  • イメージ
    おちゃちゃさん
    2014/4/13 11:11

    いやいや、やっぱり

    ちびりました (^_^;)

  • イメージ
    kabukabumanさん
    2014/4/13 12:58

    おちゃちゃさ~~~ん (^_^;)

     

    ( ̄^ ̄)ゞキリッ ← 急にマジになって

               

    ウクライナ東部の情勢がきな臭くなって来ました。

     

    恐らくプーチンが傭兵を雇って因縁を付けているのではないかと考えています。

    このチンピラ作戦の罠にウクライナがまんまと引っ掛かって防衛手段を取れば

    ロシア系住民を守るためという大義名分をでっち上げ

    侵攻を開始する可能性がありそうです。

     

    私の方こそちびりそうです (((゚Д゚;)

     

     

     

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