為替を理由に弱気モードを利用され、実態以上の下落に

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為替を理由に弱気モードを利用され、実態以上の下落に

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今日はドル円相場が急速に円高ドル安となったことにより、株価の急落が進んだ…という面が強調されるであろう。

 

しかし、後ほど主要銘柄の出来高つきチャートを紹介するが、日経平均寄与度の高い銘柄が特に大引けで出来高が急増して、大引けで直前よりも下落しているケースが多いことから、明らかに今日は売り方が平均株価と云う象徴を売り崩しています。

 

日本は貿易立国であり、輸出産業関連銘柄が多いから、ドル円相場が変動するとそれ以上に変化するのだと良く言われる。

 

だが、今年4月から今までの平均株価の動きとドル円相場の変動率の関係を比較的大きめに動いた日で比べると見ると下記の通りとなる。

 

特に今月に入ってから、そうした関係性が強まっているといわれているようだ。

 

そうであるならば、ドル円相場と株価の変動率はある程度の倍率の範囲で同じように動く筈だが、必ずしもそうなっていないのである。

 

もちろん、NY市場の株価の変化も影響されるし、各種経済指標も影響するのでそれほど完全に比例するわけではないだろうが、本当に大きく動いた時は同じようになるはずである。

 

ところが、今日よりも大幅に円高ドル安が進んだ6月11日は、前日に株価が大きく上昇すると共に今日と同じような比率で円安ドル高が進んだ翌日で反落しやすいに筈と思われるのに円高ドル安に比べて株安の方が小さいのである。

 

6月3日と5日が今日と似た様な比率で相関関係になっているが、3日は前営業日である5月31日が急落の翌日で月末ということでいわゆる月末のドレッシング買いが入っており、その分の反落があることやNY市場でダウが200ドル以上下げていたことが主要因であった筈である。

 

しばしばダウ平均で下落したドルベースの額を円に置き換えた分下落する傾向があるので恐らくその影響が約200円分、月末のドレッシング買いの反落分が恐らく100円分ほどあると思われるのである。

 

そう考えると6月3日の急落の内せいぜい200円分くらいが為替要因となるため、相関関係にあるとしてもせいぜい為替相場変動率の2倍程度に収まっていると思われるのだ。

 

昨日と今日は共に前夜のシカゴ日経平均先物価格の終値が約13,000円であったことから、昨日の東京市場の日経平均終値が13,300円近辺まで戻したのが間違っていた・・・との判断が働いたのだろうか。

 

また、一昨日の円高ドル安が-2.78%と急速に進んだのに東京市場の株価があまり進んでいないという考えや、気分的に象徴的に思われていた節目である95円を割り込んだことで心理的に重荷に成った面があるのかもしれません。

 

それでもこの3日間合計で日経平均が1,000円以上の下落をしたことは少々行き過ぎの様に感じますが、明日のSQ算出を前に売り方優位の気分が強まってしまっていて、かつ薄商いを嫌って相場参加を諦めた筋が多かったのでしょう。

 

これまで少々無理な形でも日経平均のチャートの形を維持してきた買い方が今日は円高ドル安を受けて動きにくかったのでしょうか。

 

しかし、今日の急落の中で日経平均を中心とする先物を使った売り仕掛けが偏った影響なのか、輸出関連の主要銘柄の方はTOPIXの下落率が小さめだったのと同様に実は意外と小さめでした。

 

今日の様に日経平均とTOPIXの下落率に大きな差が生じたのは最近では5月30日くらいである。

 

また、現在の日経平均構成銘柄の構成比上位は、そもそもドル建てで輸入していて円高ドル安の影響がむしろプラスになりそうなファーストリテイリングや日本国内市場が圧倒的で為替影響の受け難い携帯電話を主力とする通信業、国内での警備事業が主力のセコム、円建てでソフトを開発して輸出しているわけでないNTTデータ、国内のコンビニが主力で輸出がほぼ皆無の7&I といった為替要因がマイナスになり難い企業がなっている。

 

そう考えると、日経平均がドル円相場で円高ドル安になった場合に、極端にTOPIXより大きく下落するのは考え難いのである。

 

ファーストリテイリングや7&I といった小売業が日経平均よりも大きな下落率となっていることからも、為替要因が本当の理由でないことは明らかだろう。

 

東京市場の下落のそこが見えない気分のところを先物で売りを仕掛ける側に手玉に取られた・・・というのが恐らく本当のところだ。

 

逆に言えば、それだけ今の東京市場の参加者が弱気モードに入っているとも言えるので、その気分を払拭するような材料がない限り、ひょっとしたら更なる下落に繋がるのだろうか?

 

先日の暴落時に割安感が生じた優良銘柄の下落率が今日はそれほど大きくなかったことから、個別銘柄で見れば底打ちの兆しも見えることを重視するのか、それとも日経平均のチャートの形を重視するのかで判断が別れる状況になっているようです。

 

もちろん、ドル円相場が6月4日に100円を切手から10日もしないうちに94円近辺に下落した速さが心配ではあるが、本当は90円くらいまでは主要企業の想定範囲でもあるのだ。

 

過剰に円高ドル安を恐れるムードが変わるときに、為替相場も反転し、株価も反転上昇に転じるのかもしれません。

 

それがSQ明けで直ぐにおきるのか、もっと先なのか、相場はムードに左右されるだけに何か切っ掛けが欲しいですね。

 

なお、今日の騰落率上位の銘柄について、今日の下落率だけでなく、黒田日銀のバズーカ砲前の4月1日とその後の4月末、終値で日経平均がピークだった5月22日などとの比較を載せておきます。

 

これを見ると平均株価と同様に過熱感は薄れているのですが、まだ更なる下落への恐怖心の方が強いのかもしれません。


        日経平均        騰落額 騰落率 ドル円比  TOPIX    騰落額 騰落率  ドル円比 ドル円 騰落額 騰落率
2013年6月13日 12,415.85 -873.47 -6.57% 3.52  1,044.17 -52.37 -4.78% 2.56  94.17 -1.79 -1.87%

2013年6月12日 13,289.32 -28.30 -0.21% 4.08  1,096.54 -4.61 -0.42% 8.04  95.96 -0.05 -0.05%

2013年6月11日 13,317.62 -196.58 -1.45% 0.52  1,101.15 -10.82 -0.97% 0.35  96.01 -2.75 -2.78%

2013年6月10日 13,514.20 636.67 4.94% 3.92  1,111.97 55.02 5.21% 4.13  98.76 1.23 1.26%

2013年6月7日 12,877.53 -26.49 -0.21% -0.34  1,056.95 -13.82 -1.29% -2.12  97.53 0.59 0.61%

2013年6月6日 12,904.02 -110.85 -0.85% 0.40  1,070.77 -19.26 -1.77% 0.83  96.94 -2.12 -2.14%

2013年6月5日 13,014.87 -518.89 -3.83% 4.08  1,090.03 -35.44 -3.15% 3.35  99.06 -0.94 -0.94%

2013年6月4日 13,533.76 271.94 2.05% 4.16  1,125.47 28.52 2.60% 5.28  100 0.49 0.49%

2013年6月3日 13,261.82 -512.72 -3.72% 3.94  1,096.95 -38.83 -3.42% 3.62  99.51 -0.95 -0.95%

2013年5月31日 13,774.54 185.51 1.37% -5.29  1,135.78 1.36 0.12% -0.46  100.46 -0.26 -0.26%

2013年5月30日 13,589.03 -737.43 -5.15% 12.70  1,134.42 -44.45 -3.77% 9.30  100.72 -0.41 -0.41%

2013年5月29日 14,326.46 14.48 0.10% -0.08  1,178.87 10.60 0.91% -0.76  101.13 -1.23 -1.20%

2013年5月28日 14,311.98 169.33 1.20% 0.85  1,168.27 14.20 1.23% 0.87  102.36 1.43 1.42%

2013年5月27日 14,142.65 -469.80 -3.22% 9.58  1,154.07 -40.01 -3.35% 9.98  100.93 -0.34 -0.34%

2013年5月24日 14,612.45 128.47 0.89% -1.22  1,194.08 5.74 0.48% -0.67  101.27 -0.74 -0.73%

2013年5月23日 14,483.98    -1,143.28 -7.32% 6.62  1,188.34 -87.69 -6.87% 6.22  102.01 -1.14 -1.11%

2013年5月22日 15,627.26 246.24 1.60% 2.38  1,276.03 5.64 0.44% 0.66  103.15 0.69 0.67%

2013年5月20日 15,360.81 222.69 1.47% -1.65  1,269.51 16.27 1.30% -1.46  102.26 -0.92 -0.89%

2013年5月17日 15,138.12 100.88 0.67% 0.73  1,253.24 8.01 0.64% 0.70  103.18 0.94 0.92%

2013年5月10日 14,607.54 416.06 2.93% 2.98  1,210.60 28.77 2.43% 2.47  101.58 0.99 0.98%

2013年5月9日 14,191.48 -94.21 -0.66% -0.41  1,181.83 -12.51 -1.05% -0.65  100.59 1.60 1.62%

2013年5月7日 14,180.24 486.20 3.55% 3.31  1,188.57 35.29 3.06% 2.85  99 1.05 1.07%

2013年5月2日 13,694.04 -105.31 -0.76% -1.30  1,153.28 -5.09 -0.44% -0.75  97.95 0.57 0.59%

2013年4月30日 13,860.86 -23.27 -0.17% 0.26  1,165.13 3.94 0.34% -0.54  97.41 -0.62 -0.63%

2013年4月26日 13,884.13 -41.95 -0.30% 0.25  1,161.19 -11.59 -0.99% 0.80  98.03 -1.22 -1.23%

2013年4月19日 13,316.48 96.41 0.73% 0.52  1,126.67 3.70 0.33% 0.24  99.5 1.37 1.40%

2013年4月17日 13,382.89 161.45 1.22% 2.09  1,136.01 16.81 1.50% 2.57  98.09 0.57 0.58%

2013年4月16日 13,221.44 -54.22 -0.41% -0.51  1,119.20 -14.79 -1.30% -1.64  97.52 0.77 0.80%

2013年4月15日 13,275.66 -209.48 -1.55% 0.94  1,133.99 -14.58 -1.27% 0.77  96.75 -1.63 -1.66%

2013年4月12日 13,485.14 -64.02 -0.47% 0.37  1,148.57 1.28 0.11% -0.09  98.38 -1.29 -1.29%

2013年4月10日 13,288.13 95.78 0.73% 0.96  1,121.04 19.00 1.72% 2.28  99.77 0.75 0.76%

2013年4月8日 13,192.59 358.95 2.80% 1.49  1,101.74 35.50 3.33% 1.77  99.35 1.83 1.88%

2013年4月5日 12,833.64 199.10 1.58% 1.28  1,066.24 28.48 2.74% 2.22  97.52 1.19 1.24%

2013年4月4日 12,634.54 272.34 2.20% 0.62  1,037.76 27.33 2.70% 0.76  96.33 3.29 3.54%

 

11件のコメントがあります
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    Abe_Reiji-2013さん
    2013/6/13 23:24

    下記を見ると4月1日より下落しているのは前から優良企業と思われていたところがほとんどです。

     

    逆に4月1日からの上昇率がまだ高めに保てているのは、先日まで危ないと思われていたり、期待されていなかったところがほとんどです。

     

    潰れかけと思われていたシャープ、三菱自動車、アイフル、業績低迷が続いていたトヨタ、マツダやソニー、双日などは今でもかなりの上昇率のままです。

     

    逆に成長期待が早くから高かったファナックやファーストリテイリング、リーマンショック後の決算ですら黒字を確保した唯一の自動車メーカだったホンダなどの元々優良と思われていて株価がそれなりの水準に合った銘柄は下落しています。

     

    本当にこの先、業績相場に入っていくならば、業績や成長性の面から本来はもう少し高めでも良いはずのところが実は下落しています。

     

    もちろん、これらの企業の成長期待がひょっとしたら剥落してきている可能性もありますが、そうでなければお値打ちな水準なのでしょう。

     

    主要銘柄の主な日からの騰落幅と騰落率

      6月13日 前日比  6月3日 前日比  5月31日 4月30日 4月30日比 5月22日 5月22日比 4月1日 4月1日比 

    ファーストリテ 28,550  -2,700  -8.64% 32,700 -2,200 -6.30% 34,900 35,700 -7,150 -20.03% 41,400 -12,850 -31.04% 30,650 -2,100 -6.85%

    KDDI 4,195  -175  -4.00% 4,480 -130 -2.82% 4,610 4,680 -485 -10.36% 5,100 -905 -17.75% 3,815 380 9.96%

    住友不     3,510  -155  -4.23% 3,680 -275 -6.95% 3,955 4,600 -1,090 -23.70% 4,620 -1,110 -24.03% 3,490 20 0.57%

    東建物      719  -51  -6.62% 740 -44 -5.61% 784 901 -182 -20.20% 902 -183 -20.29% 615 104 16.91%

    菱地所     2,214  -134  -5.71% 2,355 -192 -7.54% 2,547 3,150 -936 -29.71% 2,870 -656 -22.86% 2,495 -281 -11.26%

    三井不     2,610  -129  -4.71% 2,710 -153 -5.34% 2,863 3,310 -700 -21.15% 3,270 -660 -20.18% 2,574 36 1.40%

    ケネディクス     44,600  -4,500  -9.16% 50,300 -4,600 -8.38% 54,900 70,500 -25,900 -36.74% 61,200 -16,600 -27.12% 47,500 -2,900 -6.11%

    野村      721  -37  -4.88% 723 -66 -8.37% 789 793 -72 -9.08% 856 -135 -15.77% 552 169 30.62%

    大和証G  794  -60  -7.03% 764 -94 -10.96% 858 863 -69 -8.00% 991 -197 -19.88% 619 175 28.27%

    みずほ      189  -7  -3.57% 183 -12 -6.15% 195 215 -26 -12.09% 221 -32 -14.48% 191 -2 -1.05%

    三井住友 4,000  -165  -3.96% 3,840 -215 -5.30% 4,055 4,605 -605 -13.14% 4,665 -665 -14.26% 3,635 365 10.04%

    三菱UFJ  577  -27  -4.47% 563 -32 -5.38% 595 663 -86 -12.97% 699 -122 -17.45% 532 45 8.46%

    りそなHD  438  -10  -2.23% 441 -21 -4.55% 462 520 -82 -15.77% 544 -106 -19.49% 465 -27 -5.81%

    新生銀      207  -13  -5.91% 213 -31 -12.70% 244 273 -66 -24.18% 269 -62 -23.05% 207 0 0.00%

    アイフル  911  -69  -7.04% 881 -129 -12.77% 1,010 1,111 -200 -18.00% 1,195 -284 -23.77% 580 331 57.07%

    東京エレクトロン  4,720  -290  -5.79% 4,815 -285 -5.59% 5,100 4,990 -270 -5.41% 5,770 -1,050 -18.20% 4,295 425 9.90%

    豊通商     2,323  -205  -8.11% 2,676 -59 -2.16% 2,735 2,711 -388 -14.31% 3,140 -817 -26.02% 2,408 -85 -3.53%

    富士重     2,147  -153  -6.65% 2,193 -156 -6.64% 2,349 1,840 307 16.68% 2,686 -539 -20.07% 1,400 747 53.36%

    ホンダ     3,420  -155  -4.34% 3,735 -95 -2.48% 3,830 3,875 -455 -11.74% 4,250 -830 -19.53% 3,460 -40 -1.16%

    マツダ      346  -23  -6.23% 375 -29 -7.18% 404 334 12 3.59% 437 -91 -20.82% 269 77 28.62%

    三菱自      140  -7  -4.76% 148 -11 -6.92% 159 115 25 21.74% 183 -43 -23.50% 95 45 47.37%

    トヨタ自 5,590  -270  -4.61% 5,810 -200 -3.33% 6,010 5,640 -50 -0.89% 6,630 -1,040 -15.69% 4,760 830 17.44%

    日産自      979  -59  -5.68% 1,070 -45 -4.04% 1,115 1,016 -37 -3.64% 1,215 -236 -19.42% 887 92 10.37%

    京セラ     9,000  -690  -7.12% 9,970 -130 -1.29% 10,100 9,910 -910 -9.18% 11,590 -2,590 -22.35% 8,780 220 2.51%

    ファナック 14,170  -680  -4.58% 14,570 -670 -4.40% 15,240 14,700 -530 -3.61% 16,640 -2,470 -14.84% 14,460 -290 -2.01%

    ソニー     1,930  -70  -3.50% 1,938 -111 -5.42% 2,049 1,613 317 19.65% 2,290 -360 -15.72% 1,572 358 22.77%

    シャープ  418  -29  -6.49% 427 -49 -10.29% 476 338 80 23.67% 601 -183 -30.45% 265 153 57.74%

    日立      631  -34  -5.11% 662 -38 -5.43% 700 622 9 1.45% 768 -137 -17.84% 529 102 19.28%

    森精機     1,091  -51  -4.47% 1,145 -65 -5.37% 1,210 1,222 -131 -10.72% 1,380 -289 -20.94% 1,058 33 3.12%

    信越化     5,950  -460  -7.18% 6,290 -180 -2.78% 6,470 6,560 -610 -9.30% 7,210 -1,260 -17.48% 5,990 -40 -0.67%

    双日      161  -9  -5.29% 177 -1 -0.56% 178 153 8 5.23% 224 -63 -28.13% 140 21 15.00%

    iS225 12,690  -810  -6.00% 13,500 -540 -3.85% 14,040 14,110 -1,420 -10.06% 15,950 -3,260 -20.44% 12,380 310 2.50%

    225 投信 12,750  -890  -6.52% 13,650 -540 -3.81% 14,190 14,210 -1,460 -10.27% 16,050 -3,300 -20.56% 12,510 240 1.92%

    TOPIX投 1,075  -52  -4.61% 1,125 -75 -6.25% 1,200 1,195 -120 -10.04% 1,311 -236 -18.00% 1,029 46 4.47%

     

    この間の平均株価とドル円相場の騰落幅と騰落率

     6月13日    前日比   6月3日 前日比  5月31日  4月30日  4月30日比  5月22日   5月22日比   4月1日   4月1日比 

    日経平均 12,415.85 -873.47 -6.57% 13,261.82 -512.72 -3.72% 13,774.54 13,778.75 -1,362.90 -9.89% 15,627.26  -3,211.41 -20.55% 12,135.02 280.83 2.31%

    TOPIX  1,044.17  -52.37 -4.78% 1,096.95 -38.83 -3.42% 1,135.78 1,165.13  -120.96 -10.38%  1,276.03  -231.86 -18.17%  1,000.57 43.60 4.36%

    ドル円  94.17    -1.79 -1.87% 99.51 -0.95 -0.95%     100.46     97.41       -3.24 -3.33%  103.15 -8.98 -8.71%  93.21 0.96 1.03%

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    Abe_Reiji-2013さん
    2013/6/13 23:26
    B83e090f2 30a381142 

    いつもの様に日経平均寄与度の大きい代表銘柄であるファーストリテイリングとファナックを見て行こうと思います。

     

    特に日経平均寄与度がトップとなっているファーストリテイリングは大きく売り込まれており、基本的に右肩下がりです。

     

    ファナックは極端な右肩下がりにはなっておらず、朝の寄り付きから比較的値を保っていました。

     

    しかし、両銘柄共に大引けの出来高が朝の寄付きを含めた全日の中で最も多く、かつ大引けで値下がりしています。

     

    まさに日経平均の下落を狙った仕掛けの典型でしょう。

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    Abe_Reiji-2013さん
    2013/6/13 23:28
    42bff0308 5a2c01c87 276bb4dec 

    日経平均寄与度が比較的高いことで知られるほかの3社を見てみると、ホンダが朝の寄付きから見て僅かなマイナスに後場は3度ほど値を戻すなど寄付きから見た場合は比較的健闘しています。

     

    もっとも前日終値比ではホンダのマイナスも決して小さくなく、朝方から売り込まれていたという面があります。

     

    京セラや信越化学は朝の寄付きから大引けにかけて基本的に右肩下がりに押し下げられています。

     

    なお3社共に14:45前後から急激に売り込まれ、大引けで最も出来高が大きくなると共に値を下げており、ここにも日経平均の下押しを狙った仕掛け的な売りが表れています。

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    Abe_Reiji-2013さん
    2013/6/13 23:31
    4055fe2f8 42bff0308 F2a9aa179 

    自動車メーカー3社について見てみると、各社共に朝の寄り付きから見た場合にはそれほど明確な右肩下がりになっておらず、朝の下落後は意外と堅調に推移しています。

     

    しかし、輸出比率が最も高いマツダが前日比で最も大きな下落率を示しています。

     

    ホンダとトヨタは前日比の下落率も1日を通した値動きも同じような傾向になっていて大引けで出来高が増えて下落した点も同じです。

     

    ただし、日経平均寄与度の違いが影響したのか、大引けの出来高が朝の寄付きなどを大きく上回って売り込まれたホンダに比べるとトヨタは大引けでの出来高はあまり増えていません。

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    Abe_Reiji-2013さん
    2013/6/13 23:33
    60296ecab 17f4716d3 Ac4f0b794 

    ソニーとシャープ、日立の電機メーカー3社を比較すると共にほぼ右肩下がりになっています。

     

    何れも大引けの出来高が急増していてそこで下落していますが、特に機関投資家の比重が高そうな日立は大引けの出来高が朝の寄付きを含めた全日の中で最も多く極端な形になっています。

     

    これも平均株価の下落狙いの一つでしょうか…

     

    ソニーとシャープは個人投資家が多く売買している関係からか、ザラ場の出来高がやや大きめなのが特徴になっているようです。

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    Abe_Reiji-2013さん
    2013/6/13 23:34
    7921d8d94 1d729a205 03bff39ed 

    メガバンクについて見てみると三井住友も三菱東京UFJは共に日経平均と同じ方向へほとんどの時間帯で動いています。

     

    三井住友は比較的平均株価への影響が大きいのか、大引けの出来高が朝の寄付きを含めた全日の中で最も多く極端な形になっています。

     

    三菱東京UFJは朝の寄付きが最も出来高が多く、後場の寄り付きと大引けの3つの山ができています。

     

    みずほは1株単価が安くて個人投資家のザラ場での売買が多いため、朝の寄り付きの出来高よりも上回る時間帯がザラ場に何度も表れており、他の2行とはかなり異なる独自の動きとなっているのは、いつもの通りですね。

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    Abe_Reiji-2013さん
    2013/6/13 23:35
    649229acf F1b8b2fa6 Ee233763e 

    不動産大手3社について見てみると、ザラ場は基本的に右肩下がりです。

     

    大引けの出来高が急増していてそこで下落しているのも共通していますが、特に三井不動産は日経平均寄与度が高い銘柄のパターンと同じく大引けの出来高が朝の寄付きを含めた全日の中で最も多く極端な形になっています。

     

    アベノミクス相場の象徴だった不動産業の主要企業を狙い撃ちして、相場の下落を印象付けたかったのかもしれません。

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    yoc1234さん
    2013/6/14 00:05

    外資の動かしやすい大型株はどうしても動きやすい。

     

    主力株は狙われますね。

     

    逆回転がいつ止まるか?

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    Abe_Reiji-2013さん
    2013/6/14 00:46

    こんばんは!

     

    そうそう、今日の東京市場も彼らが好きなように弄って遊んでいましたね・・・

     

    もっとも、本当の輸出銘柄の主力を叩ききっていないから、TOPIXの下落率の方が日経平均より大分小さい数字になりました。

     

    円高ドル安なら、ユニクロのファーストリテイリングの様なドルに連動する為替で輸入している企業は増益だから、本当は動きが変ですけどね・・・

     

    TOPIXの下落率を日経平均に当て嵌めると約630円の下落となりますから、実体以上に売り込まれたイメージになっています。

     

    この下落幅で考えると今日の日経平均は本当は12600円を越えているんですよ。

     

    それにトヨタなど輸出の主力銘柄は先日の底値より大分高い水準にあるので、日経平均に騙されて、皆が弱気になりすぎなければ、底打ちにもっていくことも可能にな形になりつつあります。

     

    輸入主体で国内販売の銘柄が円高ドル安で売られるなんて実態を無視しているから、日経平均が5月に付けた高値と同じく、無理して日経平均の下落を演出し始めていると思われるから、そろそろセリングクライマックスかもしれませんよ。

     

    ファーストリテイリングやファナックは信用買いが案外少ない銘柄だから、叩きまくっても追証の売りは少ないはず・・・

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    skybbさん
    2013/6/14 06:31
    600円高の後、800円安


    本日の暴騰を予測して、昨日買うのもなかなかできませんね。
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    Abe_Reiji-2013さん
    2013/6/14 07:18

    おはようございます。

     

    今日でシカゴ日経平均は3日間続けてほぼ13,000円前後となりましたね…

     

    為替相場も再び95円台半ばに戻っているし…

     

    今朝の日記をアップしましたが、今日の東京市場は最低限昨日の朝の寄り付きに戻ると思われますから、昨日の下落分を全て取り返す展開になってもおかしくなさそうです。

     

    なんか馬鹿にされているように思えて来ますね。

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