ビール類出荷１１・３％減 ４月、過去最低

[arama-さん]

　ビール大手５社が１４日発表した発泡酒と「第三のビール」を含むビール類の４月の出荷量は、前年同月比１１・３％減の３６２３万ケース（１ケースは大瓶２０本換算）だった。２カ月ぶりの前年割れで、４月の出荷量としては過去最低となった。東日本大震災の影響による在庫不足を補うため、昨年４月は各社が増産態勢を取ったことで、今年はその反動が出た。

　内訳は、ビールが１４・７％減の１７３６万ケース、発泡酒は１８・４％減の５６９万ケースとそれぞれ大幅に落ち込んだ。第三のビールも２・３％減の１３１８万ケースと、２カ月ぶりにマイナスだった。