来年の世界の電子情報産業の生産額がリーマンショック前に回復へ

[TAROSSAさん]

電子情報技術産業協会によると、2011年の世界の電子情報産業の生産額が2010年（見込み額）より６％増え、220.9兆円になるようです。
薄型テレビやパソコン、情報端末が伸び、２年連続で増加し、リーマン・ショックで秋以降に世界経済が混乱した2008年に迫る水準まで回復する見通しのようです。
生産額のうち、ＩＴサービス関連を除いた機器の分は、前年より６％多い160兆円と予測しているようです。
このうち海外拠点も含めた日本企業の生産額は、円高への対応などで海外生産の伸び率が大きくなり、同４％増の39.8兆円とみているようです。
2008年に43％だった国内生産比率は、携帯電話など通信機器で海外移転が大きく進むとみているなど2011年には39％まで下がる見通しのようです。

日本では地デジ化があるもののエコポイントの影響で薄型テレビは伸びないような気がしますが、どうなるでしょうね。