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負のスパイラルを断ち切れるか

ひとりごと日記です。

復習です。

世界同時多発金融危機の負のスパイラルを断ち切れるか


負のスパイラルを再度復習したい。

今回の世界経済危機は、BNPパリバの
サブプライム問題で買い手がつかなくなり
信用バブルが臨界点に達して表面化した。



ヘッジファンドなどが、評価損を計上することとなった。



簿外で損失を出した金融機関の財務内容が急速に悪化し、
信用収縮が起きた。



金融機関はレバレッジ(てこの原理)の解消をすすめた。



ヘッジファンドは、証券化商品などの
「まともでないもの」だけでなく
「まともなもの」をたくさん持っていたので

「まともなもの」を売ったり買ったりしながら、
売っていった。



「まともなもの」が売られたので、
金融機関の含み損がさらに大きくなり

実体経済の悪化が進んだ。



実体経済が悪化すると、
さらに株式、通貨、不動産そして
証券化商品などの資産価格が下落する。



もとに戻ってヘッジファンドは、ますます苦しくなり
信用収縮がさらにすすむ。

生き残ったヘッジファンドは、
ドルキャリーで大逆転をはかり
間違ってNYダウも上昇している。

ダメなヘッジファンドは、バブルで大儲けし
バブル崩壊でダメになる。


百戦錬磨のGS(ゴールドマンサックス)や
モルスタ(モルガンスタンレー)も
実は、ヘッジファンドだったりする。

GSは証券化商品の空売りで儲けるなど

同じヘッジファンドでも腕前が違う。


「なかなかやる~」とN證券(野村證券)の人が言っていた。


この負のスパイラルを断ち切ることができるのか

今は、個別銘柄を語っているときではないと思う。

(個人的な考え)


政策当局のこれまでの政策を見ると問題の先送りが多い。
この「問題の先送り」の意味がわからない人が多い。
経験している人は、わかると思う。

日本の国債も借金を借金で返しているのが現状です。
いつか解決しないといけない。

解決まで時間がかかるでしょう。


経済のプラス循環になってほしいと思う。


おしまいです。


PS.

金と原油価格が上昇していることも気になる。
原油価格が上昇すると
スタグフレーションになる心配がある。

半年前に金と原油価格が上昇する可能性があることを
テレビに登場する有名な専門家で指摘している人は
まずいなかった。

長期投資家は、有名な専門家の発言は、
投資の参考にならないことを再認識すべきでしょう。

また、

CDSによるドバイ国債の保証コストが
116ベーシスも上昇している。
(直近434ベーシスになっていた。)

アイスランドを上回るCDSスプレッドになっているので
引き続き注意が必要でしょう。

グローバル化している世界では、
対岸の火事ではないことを再理解すべきと思う。


半年くらい前に聞いた
最大手N證券の課長の言葉を引用したい

「今年、日経平均が7000円から9500円まで上昇した理由は」

「何もありません」


優秀な証券マンは、投資家のスキルにあわせて
話す内容が違うので頑張りたい思うこともある。
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