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【投資脳のつくり方】本物と考えるべき、金融株の復活劇

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【本日のニュース】/GS株反落
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米金融大手ゴールドマン・サックスが3営業日ぶりに大幅反落。前日比15.04ドル(11.6%)安の115.11ドルで通常取引を終えた。前日夕に発表した1―3月期決算は一株利益が市場予想を大幅に上回った。


ただ最近、一部金融機関の明るい業績見通し公表などを受けた決算期待から前日までの2営業日だけで株価は13%急伸しており、利益確定売りが優勢になった。


前日に明らかにした普通株50億ドルの公募増資について、14日朝に発行価格が123ドルに決まったと発表。前日終値を5%強下回る価格で、同水準にさや寄せする形で売りが先行したが、相場全体の下落につれて下げ幅を広げた。


(2009/04/15日経速報ニュースより)


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【ニュースの深層】本物と考えるべき、金融株の復活劇
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■いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。


経済アナリスト、木下晃伸(きのした・てるのぶ)です。



■昨日、決算発表を前倒しで行なった米ゴールドマン・サックス(GS)の株価に注目が集まった米NY市場。


増資50億ドルを発表、希薄化が懸念されるタイミングでしたが、発表後の市場外取引では、希薄化の懸念を吹き飛ばす強い動きとなっていました。


しかし、昨日の米NY市場では、GSは反落、2ケタの下落となってしまいました。


※Goldman Sachs Group, Inc. (Public, NYSE:GS)

http://www.google.com/finance?q=gs



■この事態をどう捉えるか。結論から言えば、“想定通り”と考えるべきです。


そもそも、株価は、右肩上がりで一本調子で上昇することはあり得ません。
何度かの下落を乗り越えて上昇していくものです。


それは、言葉にも現れています。


「急速(きゅうそく)」には「休息(きゅうそく)」が必要、という言葉を私は好みます。


同じ音であるにも関わらず、全く意味が異なるところに日本語の奥深さを感じずにはいられません。



■では、今後はどうなるのか。


08年のような暴落劇が起こるのか、それとも当メールマガジンでお伝えしているように、3月10日を歴史的な転換として【新展開】を迎えたのか。


私は後者であると考えています。


それを如実に示しているのが“債券市場”。


なかでも、私が注目している債券価格を表すものは以下です。


※iShares IBoxx $ Invst Grade Bd Fd (ETF) (Public, NYSE:LQD)

http://www.google.com/finance?q=NYSE%3ALQD 



■これは、日本の証券会社等では投資する事はできない、米NY市場に上場する、米国の投資適格社債を投資信託としたもの。


価格推移を見ると、昨年08年の秋、リーマン・ショックが勃発したときには、債券価格も暴落、一時は80ドル台にまで沈んでしまいました。


しかし、現在は順調に回復、平常時である100ドルを伺う展開となっているのです。


昨年の暴落は、クレジット・クランチ(信用危機)が引き起こしたもの。
信用を表す最も的確な市場である債券市場が回復途上にある、ということは、暴落を心配するよりも、むしろ、恐慌から脱却しようと債券市場は判断していると考えるべきです。


その背景にあるのは、もちろん“金融機関の業績改善”。



■方向性として改善傾向にあり、上昇局面を迎えたものの、あまりにも「急速」に上昇した株価は一旦「休息」する必要がある。


現在は、買い焦る気持ちを一旦抑え、「休息」しながら、次なる上昇相場に向けて準備を着々と開始するタイミングであると考えています。



(文責:木下晃伸 きのしたてるのぶ)

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■■とうとう、株式市場に【新展開】が訪れ始めた■■

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