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ブログ

【投資脳のつくり方】誰もが気づき始めた時には“もう遅い”

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【本日のニュース】/米JPモルガン、10%減益
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米銀大手のJPモルガン・チェースが16日発表した1―3月期決算は、純利益が前年同期比10%減の21億4100万ドル(約2100億円)だった。景気後退などに伴い不良債権の処理損失がかさんだ。


ただ住宅ローンの借り換えが増えたほか、米当局の金融緩和で資金調達コストが下がったことなどが寄与し、減益幅は比較的小さかった。


(2009/04/17日本経済新聞朝刊7面より一部抜粋)


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【ニュースの深層】誰もが気づき始めた時には“もう遅い”
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■いつもメールマガジンをお読みいただきありがとうございます。


経済アナリスト、木下晃伸(きのした・てるのぶ)です。



■今週は、米ゴールドマン・サックスを皮切りに、金融機関の業績発表が続きます。


その中で昨日発表があったJPモルガンに注目が集まりました。


JPモルガンは、日本のイメージで言えば、三菱UFJフィナンシャル・グループというところでしょうか。


財務体質は強固であり、由緒正しい財閥系、というイメージです。



■そのJPモルガン、3月末には、ダイモンCEOが「3月の業績が苦しい」という発言があったものの、無難に黒字を確保しています。


しかし、株価はどうか。


たしかに、昨日のJPモルガンは、上昇しましたが、上昇の幅は業績黒字の報道からすると物足りないと感じずにはいられません。


※JPMorgan Chase & Co. (Public, NYSE:JPM)

http://www.google.com/finance?q=jpm



■これは、業績が好調であるということだけでは、もう株価は動かないことを株式市場は私たちに語りかけてくれていると言えます。


3月10日(米国現地時間)にあった、米シティCEOパンディット氏の発言、「シティグループが1-2月期に黒字となった」に着目し、株価が上昇すると私が当メールマガジンで【緊急特別リポート】の告知をしたときには、金融機関が業績改善するということはもちろん、それで株価が上がると考える投資家はほとんどいなかった。


だから、株価は急騰した訳です。



■しかし、今や金融機関の業績が改善し、そして、改善すると株価が上がるということに誰もが気づき始めました。


株式投資は、誰もが気づき始めたときには“もう遅い”と感じるぐらいがちょうどいい。


そのため、すでに“その先”に焦点を絞り、その先に見えるものは、株価の上昇なのか、それとも、株価の下落なのか、考えていく必要があります。


そのとき、注目すべきはミクロの情報。企業を1社1社丹念に調べる事が重要になってきます。


これから本格化する企業業績の発表から目が離せない日が続きます。何に注目し、そこから何を考えていかなければならないか、機動的にお伝えしていきたいと考えています。


(文責:木下晃伸 きのしたてるのぶ)

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