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大きくギャップアップして上方新値13本目

昨日の米国株式相場は大幅上昇した(DJIA +429.39 @39,721.36, NASDAQ +218.16 @18,647.45, S&P500 +56.93 @5,633.91)。ドル円為替レートは161円台後半の前日比円安水準での動きだった。本日の日本株全般は上げる銘柄が多かった。東証プライムでは、上昇銘柄数が1,251に対して、下落銘柄数は356となった。騰落レシオは118.57%。東証プライムの売買代金は4兆7090億円。

TOPIX +20 @2,929
日経平均 +392円 @42,224円

米国では、パルエルFRB議長が前日の米上院に続き、米下院金融サービス委員会で議会証言を行い、高金利背策が長引いた場合の景気や雇用に対するリスクを述べた。これにより、9月には利下げに転じるとの観測が強まり、米10年債利回りは前日の4.300%から4.284%へ低下した。これらのことを背景に米国株式相場は大きく上昇した。10日に台湾のTSMC(台湾積滞電路製造)が6月の売上高は前年同期比32.9%増加したと発表した。人口知能(AI)がけん引する半導体需要の強さを改めて印象付けた。ナスダックは7日続伸して最高値を更新し続けている。

本日の東京市場では、米国でのハイテク株を中心とした上昇の流れを受けて、値がさ半導体関連株をはじめとする主力株が続伸して、日経平均は3日連続で史上最高値を更新した。日経平均の上げ幅は一時600円に迫ったが、買いが一巡すると上値が重くなった。短期的な過熱感が濃くなってきたからだ。足元の株高の背景には、(1)地政学リスクと景気減速を嫌い中国株から日本株への乗り換え、(2)上場企業が株主還元のために自社株買いを積極的に行っている、(3)従来は逆張り思考が強かった個人投資家がそうではなくなってきた、(4)欧州のパッシブ型運用の機関投資家がリバランスのために日本株を買っている、などが指摘されている。

日経平均の日足チャートを見ると、大きくギャップアップして始まったが、寄り付き後は売りに押されて短陰線で終えた。これで6月17日を起点とすると上方新値13本目となった。経験則では、通常の波ならもうそろそろ一旦は調整が入ってもおかしくないくらい一気に上げて来た。さて、明日はもう一上げするか、一旦は調整するか?

33業種中29業種が上げた。上昇率トップ5は、鉱業(1位)、パルプ・紙(2位)、金属製品(3位)、医薬品(4位)、建設(5位)となった。

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