kabukabumanさんのブログ
今週の相場予測(マクロ)
今週の東京市場は5/18(水)に発表される1-3月期のGDP統計が注目されます。
実質GDPは前期比年率+0.3%と予想されていますが
「うるう年」の影響が約1.2%とあると考えられており
実際は2四半期連続のマイナス成長に終わる可能性が高いと思います。
一方で、政府は熊本を中心に起こった大地震の復旧、復興に向け
7780億円の補正予算案を閣議決定しており、予備費を合わせると約1兆1000億円に上ります。
こうした状況を踏まえ当面は、景気対策の第2次補正予算編成に注目が集まると思われます。
また5/20~21日にG7財務相・中央銀行総裁会議が開かれます(仙台)が
ここでは先進国の通貨競争について活発な議論が行われそうです。
因みに、4/14米国で行われた財務相会談の席上
麻生財務相は円高に強い警戒感を示し、為替介入を敢えて否定しませんでした。
これに対し、ルー米財務長官は、最近の円高は為替市場の秩序が守られている証拠だと反論し
日本の為替介入を強く牽制するなど、互いの見解は平行線を辿ったままです。
それにしても、米財務省が4/29 に公表した為替報告書で
日本・中国・韓国・台湾・ドイツの5ヶ国が「監視リスト」に指定されましたが
サブプライムショックを引き起こし、世界経済を崖っぷちまで追い込んだ米国が
「偉そうなことを言うな!」と個人的には少々憤りを感じています。 o(`ω´*)oフン!!!
さらに、米国は日本に対し、短期的な財政刺激策や労働市場の構造改革などを求めており
このことが、第2次補正予算編成に対する期待感に繋がる可能性は充分あると思います。
従って、サミット開催までの東京市場は、外部環境に振り回されない限り
底堅く推移するのではないかと予想しています。(但し、日米の経済指標には要注意です!)
<今週の主な国内経済指標>
5/16:4月国内企業物価指数(8:50)
5/17:3月鉱工業生産(13:30)
5/18:1~3月期GDP速報値(8:50)
5/19:3月機械受注(8:50)
<今週の主な米国経済指標>
5/16:5月NY連銀製造業景気指数(21:30)、NAHB住宅市場指数(23:00)
5/17:4月住宅着工件数、4月建設許可件数(21:30)
4月消費者物価指数(21:30)、4月鉱工業生産指数(22:15)
5/18:FOMC議事要旨(27:00=日本時間19日AM3:00)
5/19:5月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数(21:30)
5/20:4月中古住宅販売件数(23:00)
ところで、FRBは4/27のFOMCで「米経済は減速した」と景気判断を引き下げており
(1-3 月期の実質GDPは前期比年率+0.5%となり、10-12 月期の+1.4%から大幅に減速)
5/6に発表された4月雇用統計も、非農業部門雇用者数の伸びが
前月比+16万人と7ヶ月ぶりの低い水準であったことなどから
市場では、FRB の追加利上げが9月になる可能性が高いとの見方が広がっている様です。
一方で日銀の追加緩和は、今のところ6月説と7月説があり
日米中銀の金融政策は、タイミング次第で円相場に大きく影響する可能性がありそうです。
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musashiさん こんばんは。
私の予想など街角の占い師と大差ありませんし
考え過ぎて失敗することも少なくありません。
ただマクロ環境や機関投資家の心理を予想するのが好きで
「当たれば満足し、外れれば落ち込む」の繰り返しです。
本来なら、マクロ環境などあまり気にせず
長期投資に打ち込めれば最高ですが
正直、アベノミクスがアベノミスになりつつあるお陰で
考え過ぎて毛髪が薄くなり始めた今日この頃です。
そのうち、アデランスの株を買っているかもです(^^;
因みに、方向性が見えにくい相場では
買われる株も売られる株もとことんですね。
ブランジスタなんて、AKB48と同じ様に伝説を作るかも知れませんし
何だか株価が200倍になったガンホーを彷彿とさせます。
無論、今更買う気など全くありませんし、買うならもっと早く買ってました。
実を言うと、私は天邪鬼なので「アンチ秋元」なんです。。。(^◇^)
ところで畑仕事は楽しそうですね。
そういえば数年前、万田酵素で育てた、人の背丈くらいある大根を見ましたが
確かに凄い効果だと実感しました。
でも食べた訳ではないので、味は分かりませんが。。。
しかも、一瞬映画「DNA ドクター・モローの島」を思い出しました。
もしかしてmusashiさんの畑に
西瓜くらいの大きさのジャガイモが出来たりして^^;
今週も宜しくお願い致します!