日経平均株価は米国株高を受けて、買い先行で始まることになりそうだ。ただし、シカゴ先物は大阪比で小幅に下落していることもあり、買い一巡後はこう着感が強まりやすく、底堅さを見極めることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時36510円まで買われた後に、35960円まで売られる場面もみられており、依然として不安定な値動きである。週末には9月限の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えているため、荒い値動きが続くようだと、ヘッジ対応の動きが強まる可能性はありそうだ。
米国市場ではエヌビディアなど半導体の一角が反発しており、年初来安値を更新している東エレク<8035>が反発をみせてくるかが注目される。また、アップルは新型スマートフォン「iPhone16」シリーズを発表した。自社生成AIサービス「アップルインテリジェンス」を全機種で使えるようにする。アップルの株価はマイナス圏で推移していたが、その後は持ち直し、小幅に上昇した。また、新型スマートフォンに半導体が使用されると伝わったアームが急伸しており、ソフトバンクG<9984>への支援材料になりそうだ。
ソフトバンクGが日経平均型をけん引する可能性があるなか、押し目狙いのスタンスに向かわせそうだ。もっとも、11日には8月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控えていることが神経質にさせそうであり、積極的な売買は手控えられやすい。また、先物市場ではメジャーSQを控えているため、限月交代に伴うロールオーバーが中心で仕掛け的な売買は手控えられてくるだろう。積極的な上値追いの展開は期待しづらいものの、ハイテク株の底堅さがみられる局面においては、押し目狙いの買いが意識されてきそうだ。
<AK>
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