東証1部の騰落銘柄は値上がり数が2000を超えており、全体の9割を占める全面高商状。セクターでは33業種全てが上昇しており、水産農林、パルプ紙、食料品、繊維、証券、化学、非鉄金属、倉庫運輸、電力ガス、陸運の強さが目立った。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、ファナック<6954>、信越化<4063>がけん引。一方で、ファーストリテ<9983>が終日冴えない展開だった。
週後半は値動きの荒い相場展開となった。400円を超える下落の翌日に下落部分を一気に吸収する展開である。ただし、昨日の売買代金は辛うじて2兆円を超えた程度であり、本日は2兆円を下回る薄商いである。昨日はモルガンやシティからのTOPIX先物への大量売りが影響したが、本日は買い戻しの動きといった短期的なシステム売買による影響と考えられる。出来高を伴ってのトレンド形成ではないため、本日の切り返しに対しても楽観的とはなりづらいところである。
来週は日米決算が本格化する。安川電<6506>は結果的には決算でアク抜けといった流れを見せてきていることもあり、来週予定されている信越化、日本電産<6594>、アドバンテスト、東エレクなども、同様の動きをみせてくるかが注目されそうである。
その他米国では経済指標の発表が多く、内容次第では月末に予定されている米連邦公開市場委員会(FOMC)において、利下げ期待が後退する可能性もあるだろう。米国市場の動向には引き続き注視する必要がある。
<AK>
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