<マーケットアイ> 一時、日経平均株価1万2000円回復 今後の相場をどう見る?(2)
今後、黒田東彦新総裁体制で、追加的な金融緩和は継続するものの、円安のスピードが緩やかとなるなかでは、来期(14年3月期)の収益回復期待の顕在化が株価上昇の牽引役となる。13年3月期の東証1部全銘柄の予想PERは20倍程度。東証1部上場銘柄の来期経常利益の増益率は平均30%程度と見込まれている。30%の増益で来期PERは14倍程度まで低下する見込み。この割安修正が推進役となり、日経平均株価は緩やかな上昇を継続することになりそうだ。
ただ、そのなかで選別物色が際立つことになりそうだ。このところ、日経平均株価寄与率の高いファーストリテイリング<9983.T>やソフトバンク<9984.T>が急伸するなかで、置いていかれる主力銘柄も目立っている。また、業績の不振が円安によって隠されているケースも多い。今後は、実際に販売台数が回復し、円安で価格競争力の増している自動車や、TPP(環太平洋経済連携協定)、シェールガスなどのエネルギー革命で恩恵の予想される商社に関心が向かいそうだ。個別銘柄ではトヨタ自動車<7203.T>、丸紅<8002.T>などに注目している。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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