シカゴ先物にサヤ寄せする格好から売り先行で始まろう。昨日の日経平均は25日線水準での下げ渋る動きを見せていたものの、ナスダックはマドを空けて25日線を明確に下回ってきており、米ハイテク株の弱い値動きの影響もあって指数インパクトの大きい値がさ株などへは売り仕掛け的な商いも入りやすい。ただし、米CPI待ちのなかで積極的なリバウンド狙いの買いは入りづらいものの、売り方も仕掛けづらい状況と見られ、早い段階でショートカバーも意識されやすい。売り一巡後の底堅さが意識されるかを見極めたいところだ。
また、昨日はアジア市場の下落の影響を受けて、前場半ば辺りから弱含む展開だった。昨日はハンセン指数の下落率が3%を超えたほか、上海指数の下落率は2.6%だった。中国の上海市ではロックダウンが続いていることもあり、中国景気への懸念やサプライヤー問題などへの影響も警戒されていることからも、アジア市場の動向には引き続き注視する必要があるだろう。
物色としてはインデックスに絡んだ商いから指数インパクトの大きい値がさ株には仕掛け的な商いが入りやすいほか、米国では金融決算を控えていることもあり、長期金利の上昇なども手掛かりに銀行株は思惑的な動きを見せそうだ。また、決算発表が徐々に増えてきており、個別では決算を手掛かりとした物色も見込まれる。もっとも、昨日の安川電<6506>が買い先行で始まったものの、結局は3%を超える下落で終えていたこともあり、短期的な値幅取り狙いの動きにとどまろう。
なお、昨日の引け後の決算ではローツェ<6323>、ヒトコムHD<4433>、技研製作所<6289>、三和油化工業<4125>、プロパスト<3236>、アークランド<9842>辺りが注目される。そのほか、マザーズ指数は75日線を割り込み、25日線水準まで下げてきた。同線が支持線として底堅さを見せられないと、グロース銘柄の需給懸念に繋がりやすく、利益確定の動きに向わせやすいだろう。
<AK>
この銘柄の最新ニュース
アークランズのニュース一覧- アークランズがしっかり、25年2月期第3四半期に投資有価証券売却益を計上へ◇ 2024/11/26
- 投資有価証券売却益(営業外収益)の計上に関するお知らせ 2024/11/25
- アークランズが3日ぶり反発、ジョイ本田の売り出しに参加で営業外収益計上へ◇ 2024/11/18
- 投資有価証券の売却及び営業外収益計上見込みに関するお知らせ 2024/11/15
- 【第3弾も全国で】くらし、おなか、満たす。"買って 食べて キャンペーン"日本国内の「ホームセンタームサシ」「ビバホーム」「かつや」「からやま」で開催! 2024/11/06
マーケットニュース
おすすめ条件でスクリーニング
アークランズの取引履歴を振り返りませんか?
アークランズの株を取引したことがありますか?みんかぶアセットプランナーに取引口座を連携すると売買履歴をチャート上にプロットし、自分の取引を視覚的に確認することができます。
アセットプランナーの取引履歴機能とは※アセプラを初めてご利用の場合は会員登録からお手続き下さい。