大引けの日経平均は前日比238.48円安の22290.81円となった。なお、オプション7月物の特別清算指数(SQ)は22601.81円。東証1部の売買高は13億3791万株、売買代金は2兆4589億円だった。業種別では、全33業種がマイナスとなり、鉱業、証券、不動産業、その他金融業、パルプ・紙が下落率上位だった。東証1部の値下がり銘柄は全体の89%、対して値上がり銘柄は9%となった。
個別では、通期業績予想を下方修正したファーストリテ<9983>が3%超の下落となり、日経平均を約75円押し下げた。任天堂<7974>、トヨタ自<7203>、三菱UFJ<8306>などのメガバンク株も軟調で、前場堅調だったソフトバンクG<9984>や東エレク<8035>は小安く引けた。決算発表銘柄ではローソン<2651>が売られたほか、乃村工芸<9716>、くら寿司<2695>、久光薬<4530>は急落。また、ボルテージ<3639>が東証1部下落率トップとなった。一方、ソニー<6758>、レーザーテック<6920>、アドバンテス<6857>、ファナック<6954>がしっかり。アドバンテスなどは前日の米半導体株高が、ファナックは6月工作機械受注の回復が支援材料となった。「Go Toキャンペーン」が22日から始まると伝わり、KNTCT<9726>などの旅行関連株は後場急伸。また、C&R社<4763>やエスクローAJ<6093>、SHIFT<3697>は決算が好感され、東証1部上昇率上位に顔を出した。
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